すぐ見失う……ナショナリズム難しい
はじめまして。ただの大学生です。
私事ですが、大学で「ナショナリズム論」という授業をとっています。
そろそろ折り返しの時期だし、レポートの題材を決める必要があります。
しかし、ナショナリズムの課題って、すぐ他の社会学概念、もしくは哲学やら心理学やら政治学やら文学と混ざって、何を考えようとしていたのか見失ってしまいます。
見失います、という嘆きの話です。
国、という単位で、まとまりを目指したり、アイデンティティを感じたりする現象とか、主義? ポリシー? をナショナリズムというみたいですが……。
ナショナリズム、という言葉の本来のカバー範囲には、
排外主義
愛国主義
全体主義
帝国主義
が含まれないようなんです。
ナショナリズムの本を読んでるとよく出てくるのは、「反日」とか「ネトウヨ」などの単語。
排外主義的言動であってナショナリズムとはまた別? と思いつつ、でもナショナリズムに起因した排外主義なのか?
などと頭がぐるぐるします。
そもそも、人はなにか理由をつけて仲間とそれ以外を作りたいのでは……という、なにか心理学的な、哲学的な考察に陥ってしまう。
いや、そういう話じゃない、と戻る。
永遠にこれを繰り返しています。
日本のアニメを日本人が誇る心理にはナショナリズムが起因しているだろう▶︎クールジャパンの再定義、政府によるアニメ文化等の保護については文献があるが、微妙に仮説とズレてるような?
戦争とナショナリズムは関係あるのかな?▶︎排外主義と全体主義が戦争を起こすのか? じゃあ国民国家や帝国の国と国の戦争というのは形式の問題で、宗教戦争、王国同士の戦争と同じ? ナショナリズム関係ないの? あるの?
日本人はサッカー日本代表を応援しがち。
公立の学校では、国歌斉唱させるところが多い。
琉球やアイヌの方々を無理やり(?)「日本」化した歴史がある。
とか言われると、ナショナリズムがなんなのか、わかってくる気がするのに。
自分の関心事と繋げると途端に他の観点と混ざる不思議。
宗教的ナショナリズムとか、ナショナリズムとジェンダー論とか……結局、宗教とジェンダーの根本に話が向いて終わりというか……。
国家という枠組みが、実は絶対的なものでは無い。人類史で見ればごく最近になって国民国家ができて、人々の帰属意識は時として国家に拠る現象が発生した。
授業で明確に「学べた」と思っていることはこれだけで、あとは全て、ぼやけているのです。
コンビニの店員さんがカタカナの名札つけてると、「ああ、外国から来た方だな」と思って、ちょっとレジ操作慣れてなかったらどうしようとか、逆にめっちゃテキパキしてて日本人よりきちんと敬語使っとるやんけ、と思うのは、ナショナリズムなのでしょうか??
こんなんでレポート書けるんでしょうか……?
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