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千馬
2020年12月27日 14:33
なんて美しい色してるんだろう。これをを目にした多くの人が目にして呟いた言葉だこの世で最も美しい色のつぼみ幸運なことに僕は所有することができたしかし、そのつぼみは花を咲かせなかったいくら光や水を与えてもそして、ある日気づいたこのつぼみには心がないことを人々の邪気を受け続けていくうちに、このつぼみは見栄と引き換えに心を失ったのだったこの世界の多くの住人と同じように。
2020年12月22日 16:20
暖かい部屋の空気もぽつんと置かれたこたつも焙煎機で踊るコーヒー豆の姿を見るのも、もはや日常風景になりつつある近所の公園の銀杏の葉も、黄色く彩り、鮮やかに去っていくようだったもう今年も終わりかぁ、とふと思ってしまうのは退屈すぎたゆえか、それとも日常が麻痺してしまったからなのか、、、そこはあえて深入りしないでおこうそんな感傷に浸り、消えつつあった我も焙煎機の停止音で立ち返る秋の暮れ