2024年美味しかった食事を振り返る!
今年11月にイギリスへ移住したため、
2024年は私にとって
「英国では食べられない日本の美味しいものをたくさん食べる」年でした。そんな目標の中、食べた&美味しかったものを月ごとにまとめます。
1月:染みる姫路おでん。今までにないくらい働く月。
東京某所にできたデジタルアートミュージアムのオープニング~立ち上げ準備に奔走。AM3時にタクシーで帰宅して、AM9時に出勤してというようなことをやったり、熱っぽいけどロキソニン飲んで頑張るというような恐ろしいことしてた🥲
そんな中出張でいった姫路で食べた「十七八」(となはち)で食べた、出汁が染みたおでんは、五臓六腑に沁み渡る美味さ!
実はその前の夏にも訪れており、2回目。
すでに関西の友人たちにレコメンしまくっていましたが、2回目もやはり旨い。日本の冬はおでんに熱燗ですね。
ルールの悪い客にはとことん厳しい女将を前に、スマートにおでんを注文していくスリリングさも含めて好き。おすすめはしゅうまい。
女将、いつまでも元気でいてね!
渋すぎる外観。引き戸を開けるのをためらってしまいそうなとこもいい。
そして、姫路2軒目では
どうしても食べたいと思っていた「穴子の刺身」を出す居酒屋へ(名前失念)
やっぱり、最高でした!!
穴子は、ふぐと、えんがわに似た触感で、こりこりした触感が、アテに最高。
噛めば噛むほど、ほんのり甘みがでてくるのがたまらない。
この頃からイギリス移住の準備を進めていたので、瀬戸内の冬の味覚はもう食べ収めだと思っていて、はちきれんばかりに友人とご飯屋とバーをはしご酒 。もはや出張前泊は達人の域。
2月:取り寄せた秋田のせりと比内地鶏で「セリ鍋」
前月同様、人生で最も死ぬほど働いた月のため、ほぼ外食せず。
せめて美味しい季節のものを食べたい!と大好きなセリを取り寄せ、セリ鍋を2回作りました。
せり、野菜の中で最も好き!特に根っこが美味しい。
産地直送の取り寄せはいつも「ポケットマルシェ」を使用しています。
クーポンコード「rF2YaCN」で200円OFFになるよ!
農家さんから直接届くから超新鮮で、
味も濃い。日本の物流最高。
3月:炭火焼きが一番旨い説。人形町「ヤマト」 (YAMATO)
義母のお誕生日会を祝おう!
と囲炉裏を囲んで炭火焼を楽しむ
ミシュランビブグルマン選出店へ。
タケノコや山菜、カツオなど春の味覚とあわせていただく春の日本酒♥
隣には海外からの友人を囲むグループもいて、わいわいもりあがっていました。
野菜も肉も魚も、炭火で焼くとなんでも旨味がぎゅっとするよね・・・。
あえて写真載せませんが、到着したら「小さな大根 自家製とうばん味噌添え」はマストで1人ずつご注文くださいな♥
4月:次はクレープが食べたい!恵比寿「茂邦」
高円寺の人気ベーカリー「しげくに屋」がベーカリカフェ+ビストロという二毛作経営となって恵比寿駅徒歩3分の場所にオープン!
前菜の苺のクロスティーニ、アスパラとしらすの春巻の美味さに心を撃ち抜かれ、メイン~パスタでワインもス~イスイで最高の女子会に。
人気爆発して予約取れなくなる前に皆行くべしっ
雰囲気抜群のカウンターも、テーブル席も完備。
そして昼間はカフェ利用もできる
&とんでもなく美味いパン購入もできるので、
恵比寿にきたらまず立ち寄ろう。
5月:白菜に感動する!台北「酸菜白肉鍋」
5月は台北に2週間出張に行く機会があり、
隙を見ては美味しいものを探していました。
臭豆腐も食べれるようになったし、飲み物のようなルーローハンなどたくさんおすすめがありますが、台北NO.1感動はこの鍋!
この世の中にまだ出会っていないこんな白菜の美味しい食べ方があったのか!!!
と雲南省のキノコ鍋ぶりにビビった発酵した酸っぱい白菜と豚肉の鍋。
台湾では「天女も下界に降りてくる」と言われているらしい。
酸っぱい白菜の鍋の旨味と魚介出汁、豚肉の旨味が一体となった鍋は、
おいしくて体にやさしいので、この冬みんなも食べてみてほしー。
孤独のグルメ台北編にもでてきたよ
キムチはきっとこの白菜が韓国で唐辛子とであって生まれたんだろうなと推測します。
発酵の旨味は偉大なり。
6月:終電すぎたらここだ!高円寺「無国籍料理 永發」
仲間の結婚式の三次会で、皆大好き永發(えいはつ)へ。
「高円寺の打ち上げのメッカ」と呼ばれる高円寺の若者~中年憩いの最高居酒屋。
なんたって店主のヨウさんが抜群。
おすすめは手作りの水餃子とビーフン。
楽しすぎて、翌日月曜なのにしこたま飲んで地獄に二日酔いだったけど、
腹よじれるほど笑い続ける素晴らしい夜だったーー!
イギリスにはこんな安くて良心的で
夜中まで美味しいものが食べられる店はないです!恋し~!
7月:まだ知らない中華の世界へ。新小岩「貴州火鍋」
3か月連続中華の紹介かよ!ってくらい、
ガチ中華フリークな私ですが
5月の台湾で発酵した白菜の鍋の美味さに触れた話をしていると、
「発酵トマト鍋」なるものが中国の貴州にはあると聞き、新小岩にある貴州料理の有名店へ!!
一口飲んで、スープが、う、うまいぃぃぃぃ!
中国の人もお腹を壊すほど辛いという貴州料理の世界は、辛いウマい深い!人生初のドクダミ料理にも挑戦。大人数で再訪して色々食べたい店NO.1
まだこんな美味しい鍋があったのか Part2
私はこの記事を見て、トマト鍋を食べにいきましたよ。
貴州といえばこのおばちゃんマークのラー油「ラオガンマー」の産地
そして高級酒「マオタイ酒」の故郷なので、味覚にすぐれた王様とシェフでもいたんだろうな。
おすすめは、ドクダミと塩豚の炒め。
ドクダミって美味いんだぜ・・・!
8月:祝OASIS再結成!上野「下町バル ながおか屋」
FUJIROCKへいったメンバーで打ち上げをしようと、フジロックのフィールド オブ ヘヴンに以前まで毎年出店をしていた名店「ながおか屋」へ(何年お世話になったことか!)
ラムチョップを食べに行きました。
相変わらず何本でも食べれる美味さ・・!
OASIS再結成が発表されたタイミングで店内にもフラッグ飾られ、我々も大盛り上がり。
食後に神田明神でチケットとれますように祈願しにいく道すがら、
「OASIS好きなんですか!」と話しかけら。
その方はなんと!!
ながおか屋の店長さんでした!偶然すぎるー笑
そしてこの祈願がきいたのか、後日全員がチケットGETできたという奇跡。私は来年の8月のウェンブリーの公演が取れました。楽しみだ!
9月:金沢「すし処 めくみ」
9月になり渡英準備のために
いよいよ14年勤めた会社を退社、最終出勤日の翌日は金沢へ!
全国から鮨通が訪れる『すし処 めくみ』のおまかせコース(1人5万円/酒別)を予約っ!!!!
店内はカウンター8席のみ、緊張しながら座っていると、次から次へと繰り出される大将から旨味のプレゼンテーション。食べるたびに、あまりの美味しさに、目をつむり、舌の上に集中。
1つ1つ宝石なの?というような輝き。ほんとうに芸術的でした。
本当にまたとない体験となり和食は世界一だと実感。
来年にはNY店にもお店を構えるとのこと。
「めくみ」で修行した友人がスーシェフを務めます、おめでとう!!
10月:ソウル「乙密台(ウルミルデ)の平壌冷麺」
渡英前にソウルへ一人旅!
韓国の友達にグルメ旅をしてもらいました。
Netfrixの冷麺讃歌を見てから、 ずっと食べてみたいと願っていた《乙密台 本店》 驚くほど旨い!優しい!ずっと食べていたい!
盛岡案件の担当時は必ず冷麺食べるほどハマってたけど「平壌冷麺」はまた全く別物でした。日本では出会えない、クリアな牛骨スープの世界へ是非!
10月その2:新規予約不可!滋賀「う嵐」
渡英前に2026年まで予約いっぱい&新規予約不可のお店の貴重な1席へ招待してもらう!涙
大将の開発した独自技術を聞きながら、さばきたての鰻を様々な焼き方で楽しむ”旨味の山頂”登山。和牛にもトロにもない「鰻の美味さ」を極めに極めた神々の世界!
そして食後は、スッポンの生き血を飲んだあとみたいに、体が火照るほど元気に!
精がつく食べ物であることを実感。
先人の知恵はすごい。
11月:渡英直前に食べた!東高円寺「ばりこて」
渡英直前に最後に食べたいラーメンとして選んだのは、思い出の豚骨ラーメン店「ばりこて」
実家から歩いて3分ほどのところにあり、小学生の時にオープンしてから、
私は「ばりこて」=豚骨ラーメンとして育ってきました🥲
週1,2で通うほど常連だったMy旦那は、しばらく食べられないことに
本気で泣きそうになっており、店員さんに海外移住をすることを伝えると、また食べにきてね、と言ってくれた…!
近所にばりこてがあってよかった・・・。(でも「らーめん 山と樹」も大好き。行きたかった!)
12月:ロンドン「感動的な美味い食事は・・・!」
うううむ。残念ながら、ありません(笑)
渡英して1か月半。今のところ自炊が1番美味しい・・・!
なんたといっても外食が高い!
もちろん美味しいです、
ピザもフィッシュ&チップスもステーキもファラフェルも。
でも食べた瞬間に、目を閉じて後ろにのけぞってしまうような
「うんまああああああ!!!!」という旨味の感動体験はまだありません。
来年はイギリスではこの美味いものまとめをつくれなさそうで悲しいけど、 日本にいる皆は、世界一の美食を楽しんでね!