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以下の記事で、年収の決定要素を考えたことがあるが、他にもあるので、もう一度書いてみたい。

以下の東洋経済の記事が優れているので、これをたたき台として考えてみる。

「市場価値」=専門性×ニーズ×希少性

確かに、上記で概ね決まるとは思うが、それだけではない。以前の記事でも書いたが、以下のような要素がある。

経営陣>社員である

学歴と相関がある

場所と相関がある

企業規模と相関がある

業界と相関がある

英語力と相関がある

特に、一番簡単なのは「場所」である。沖縄県で働くよりも、東京23区で働くほうが年収は高くなる。移動するだけで年収アップだ。英語が話せる場合は、ニューヨークで働けばやはり年収アップだ。その意味で「場所」と「英語力」は手っ取り早く年収アップにつながる。

私の場合の話をすると、東京の会社で働き、英語を話せる(帰国子女ほどではないが)、IT系の仕事(それも希少性の高いSAP)という3つの要素で年収が高くなっていると考えられる。

多くのnote有識者が書かれているが、いわゆる「ジェネラリスト」の時代は終わり、専門性を磨いたほうが間違いなく年収はアップしやすい。会社の言いなりにならず、何らかの専門性を磨くことを強く推奨したい。「これで稼ぐ、これのスキルを磨く」という自分の意志を強く持つことだ。

また、ITエンジニアの場合は、ただのITエンジニアよりも、「業務プロセスの改革提案ができる」「プロジェクトマネジメントができる」「業界知識が豊富」などのほうが、年収は高くなる。これも専門性・ニーズ・希少性で説明できるだろう。ただ、希少スキルだと「出番が少ない」というデメリットもあるので、比較的メジャーなスキルも合わせて保有しておきたい。

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トーマス・レッド(高学歴発達障害・転職王・アマチュア経済アナリスト・ITコンサルタント)
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