ネットの普及とヲタの反逆
私の世代は、ちょうど、インターネットの普及期と青春時代(中学〜大学)が重なるため、激動の変化の時代であった。
昭和と平成の前半は、ヲタというのは蔑まされる存在だった。ヲタの対義語はリア充であり、ヲタは現実世界で友人や恋人のいない哀れな存在として扱われた。
それが変わったのが、ブログやYouTubeの登場だ。ひろゆきやヒカキンのような、オタクっぽい人が才能を開花させる場が生まれたのだ。
特に、高学歴のヲタは最強だと思う。私もそのタイプだ。昔は、知識がいくらあってもひけらかす場がなかった。今は、ブログやYouTubeがある。昔は合コンくらいしか学歴をひけらかす(イキる)場はなかった。今ではインターネットでイキれる。
河野玄斗やメンタリストDaiGoは、容姿も爽やかなのでヲタとは言えないかもしれないが、彼らが大活躍しているのも、YouTubeという環境が生まれたからだろう。
逆に、過去よりも相対的に弱体化したのが体育会系のスポーツマンやスポーツウーマンだ。スポーツができてもインターネットではイキれない。まあ、まだまだスポーツ万能のリア充はモテるし就活も有利だが、彼ら彼女らは精神論と上意下達なので、今の時代にむしろ強いのは私のようなヲタだと思う。
ちなみに、自分の名誉のために書いておくが、私はヲタではあるが、別に容姿が悪いとは思っていない。身長は175cmある痩せ型だ。結婚もしている。
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