人手不足で複数スペシャリストが有望か!優秀な人に仕事がますます集中する!起業も有利に!
日本は、過去最悪の人手不足である。今までは、企業の買い手市場だったが、今は完全に売り手市場だ。だが、いくら売り手市場であったとしても、スキルがないと中途採用されることはない(新卒採用はスキルがなくてもOK)。
そのため、スキルのある人材は、副業や兼業、兼務などで仕事が集中し、どんどん年収が高くなるのではないか、と考えている。
しかし、いくら人手不足とはいえ、特に文系の場合は、国公立大学かMARCH以上でないと、一流企業から評価されるのは難しいのが現実だ。そして、国公立大学やMARCH以上の人は全人口の10パーセントしかいない。その中で、さらに専門スキルのある人材となると、1〜3パーセントくらいになるのではないか?なお、理系であれば、東海大学や近畿大学も評価されており、大東亜帝国や名城大学でも大丈夫だ。「学歴プラス専門性」のある人は、どんどん年収が上がる時代だと思う。
また、起業も有利になると考えている。人手不足のため、特に頭脳労働のサービス業や、手先の器用さとある程度の頭脳が必要になる電気工事などのブルーカラーは、個人事業主や会社経営者になれる可能性がある。メーカーなどの設備投資が必要なビジネスは個人事業主など不可能だが、サービス業は独立がしやすいのだ。もし学歴がない場合は、職人(高度な技能を持つブルーカラー)で起業すれば良い。
例えば、富裕層向けのサービス業などは、年収も高くなるだろう。今の日本は、超高齢社会である。そして、日本の金融資産は、50歳以上の中高年に極端に偏っている。そのため、富裕層かつ中高年の人向けのサービス業は儲かるだろう。また、中国など、海外から日本へ移り住む人も増加している。背景としては、中国に富裕層が増えたこと、中国は自由が少ないこと、日本の超円安があると思う。英語と中国語を磨いて、富裕層向けの不動産サービスや金融サービスをやれば良いだろう。専門スキルを複数磨いて、「富裕層の御用聞き」になるのも良い。富裕層向けの旅行ガイド、医療ガイド、不動産・金融サービス、富裕層子女向けの教育サービスなどだ(医療は医師や看護師など資格がないと犯罪になることがあるので注意が必要だ)。自分一人でこれだけのスキルを磨くのは厳しいので、仲間を集めても良いだろう。例えば、自分は金融と不動産アドバイスに徹して、看護師はパートナーを雇うなどだ。ブルーカラーの場合は、富裕層の家の庭師、住宅の修繕などが良いだろう。
庶民(マス)向けのビジネスは、大企業が強い。小回りがきく個人向けのビジネスだと大企業に勝てる可能性があるが、それだと富裕層に特化しないとたいして稼げないだろう。どうしてもマス向けで仕事がしたいならば、YouTubeしかないと思う。
BtoBのサービス業も良いだろう。会計や人事、ITのコンサルティングをやれば良いと思う。これらも比較的独立しやすい。
起業して、事業領域を少しずつ広げたい場合は、まずは失敗しにくい事業から始めるべきだ。その鉄板は塾だと思う。なぜならば、東大などの一流大学卒業生は、塾講師をやらない。もっと年収の高いビジネスがあるからだ。つまり、あえて東大などの一流大学卒業で塾を始めれば、成功しやすい。塾の経営が軌道にのれば、少しずつ他のビジネスにも手を広げれば良いだろう。塾の経営で有利な属性は「東大など一流大学卒業」「帰国子女」などだ。英会話の塾の場合は、職業別会話コースがあると良いだろう。大手のイーオンなどは、高度な職業別の英会話は学べないからだ。システムエンジニア系の英語、医療英語などは付加価値が高いだろう。
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