-移ろうものと日々- (追記あり)
日々は移ろう、そこに異議はなし。
人の心は移ろうし、環境も感情も、或いは、境遇でさえも、そこはかとなしに移ろう。
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夕日の写真を撮影した。
意外なところに、街灯が映り込んでいる。
かなりの引きで撮影したから、気がつかなかった。
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先日、北陸についての本を読みたい、という話をした。
そして、それから入手した本が、とても関心にぴったりはまるものであった。
Amazonで購入して、本日、到着した。
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この本は、朝日新聞の富山、金沢、福井支局の連載記事をまとめたもの。
富山、金沢、福井出身の作家の作品にまつわるエピソードをひとつずつ紹介していく内容である。
著名なところでは、泉鏡花や志賀直哉、松本清張や宮本輝、三島由紀夫に五木寛之、竹久夢二など、他にもここに名を挙げて紹介したい作家が多々いる。
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そして、何より北陸の風景などと併せて紹介されているから、わたしが読みたいと思っていた北陸にまつわる本のイメージに、ぴたっとはまるものであった。
わたしはもともと、引き寄せはある、と思っているけど、ここまで素直に引き寄せられると、それはそれで、とても嬉しい。
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何が移ろうか、わからない。
特に、件の話題で持ちきりの日々では、その移ろうものも少なくなかろうと思う。
しなやかに、心の求めるものを、心の求める方向へ歩いていこう。
それでは、また夕日の揺れる頃に。
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追記 :
北陸出身の作家の作品、ではなくて、北陸にゆかりのある作品を紹介している、ということのようです。
失礼いたしました。