-雪の結晶についての本-
カバー写真は、今夜のベストショット。
ただのオレンジジュースなんですけど、アウトドア用のカップと自家製でペイントしたテーブルが剥げかけてきて、地味にアジト感が漂いました。
テーブルや椅子、家具などのDIYも好きなんです。
ただの豆情報ですけど。
ところで、最近、読んでいる本で、お気に入りは、小林禎作さんの「雪の結晶はなぜ六角形なのか」という本。
雪の結晶について、研究をしている方が、その研究の足取りや経緯などを語りながら、雪の結晶について、追いかけるような内容。
人工雪の作り方や、その結晶の生成される過程などを詳細に綴っている。
数式みたいなのも出てくるから、正直、その生成の過程については、半分よくわからないまま読んでいます。
でも、基本の正六角形から、六方に伸びたり、枝分かれしたり、その周囲の空気の温度と結晶自体の温度のバランスの兼ね合いで、色々な造形が生まれる、ということくらいは、わたしでも理解できました。
とはいえ、わたしは、最近、サン=テグジュペリさんの「夜間飛行」を読んでいるのですが、その「夜間飛行」もサン=テグジュペリの本業であるパイロットの仕事を丁寧に記述している即物的な内容の小説だったりもしていて、そういう現実の世の中の事実に基づいた話が好きなのだな、と改めて、認識しました。
雪の結晶の話も、ほぼノンフィクション的なものなので、そういう話は、わたしにはとても好きなもので、わくわくしながら、楽しみながら読めています。
本を読んでいると、どうしても、勉強のためみたいな本も読んだりしているので、特に、日本の純文学や音楽の本、短歌やアートの本は、楽しみもありますけど、たまに、きちんと勉強しなきゃ、みたいな義務感で読んでいたりもするので、こういうわたくしごとには何の関係もない本は、とても楽しく読み進めることができます。
あとは、この本を読み終えたら、宇宙の本や曼荼羅の本、妖怪の本なども、純粋な楽しみとして、次に控えているところです。
他にも、「最終弁論」という海外のいくつかの歴史的な法廷での答弁の一字一句すべてを書き起こした本も、言葉を大切にして語る上でも、最高に勉強になるし、めたくそに楽しいなと思いながら読んでいます。
それでは、風邪やインフルエンザなどにも、お気をつけてくださいね。
また、愁いの夜に。
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