シンギュラリティサロンへのコメント;情報進化過程
【YouTubeLive開催】シンギュラリティサロン#71「『ChatGPT社会』の到来〜これからの生成AIとのつきあい方」 2023.5.21(日) 13:30-15:30 - YouTube
分子担体情報のプールである生体高分子生成されたウィルスや生物から、新種が生成される過程を「自然選択」、それが生き残る過程を「環境適応」であると捉えています。
電子担体情報のプールである情報記憶・記録領域(脳、半導体、それのネットワーク・サーバー、そして文化=時空間中の脳‐脳間伝達経由事物=書物も建造物も‥‥、脳内で生成された電子担体情報が歴史・地域を跨いで脳と脳のコミュニケーションで伝達する。兼好法師の脳内生成情報が、松田先生の脳に伝達されたのは一例。)から、「選択」されるのが生成情報(concept懐胎)、それに指向・志向すると「意識」で、その再帰的強化が「意志」であると言えるかもしれません。
すると、言語・画像生成AI、姿勢・運動制御AIも、上の「情報選択」をしているわけですから、「情報プールに対する作用・働き」は同様であると、思います。
人間は上の分子担体情報と電子担体情報との作用条件下にあり、その相関がどうなっているのかが、今後のカギの様な気がしています。
脳内で電子担体情報を生成するのも、分子担体情報の側に生存という動機があるのかもしれません。アライメントを含めて、AIに上手いプロンプトを与える必要があると言うのは、この側面でしょうか。
宇宙論的に観れば、分子担体情報で生命多様化、多脳化、多意識化で発展させ、所謂ブラフマン‐アートマン・モデルの進化過程を電子担体情報に進める、情報の相転移が、人間に発生したのかもしれません。AIがASIに自律的に進化すると観るのは、この観点でしょうか。
ともかく、二つの担体情報の相関が想定できないですが、量子情報論の相関論で解答できるのでしょうか?
とりあえずのところ、分子担体情報においても、電子担体情報においても、「集合集積知(情報)」に情報進化過程が展開しているという事までは、一般化できると思いますが、以上の観方が正しいか否か、また、進展の方向を、先生方にお教えいただきたく思います。お願いいたします。