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一度お試しあれ、日常生活で「ゴシゴシ」という言葉をしまうこと
あたりまえだと疑問に思うことなく子どもの頃から身につけてきた感覚の一つ「ゴシゴシ」。時の流れとともに疑問と不都合が飛び出してきたので方向転換を試みた。
洗顔・洗髪
体を洗う、頭を洗う、顔を洗う。洗う=汚れを落とす=ゴシゴシという感覚の方程式。誰がこれを子供の私に刷り込んだ?
近ごろ特に体を洗うことについて身に染みる。寒くなり乾燥する日本の冬とその前後の期間、その季節はまたお風呂も恋しくなるころ。
汚れを落とすためゴシゴシして、ゆっくり湯船につかって温まる、寒い乾燥した季節。冷静に考えたら肌と体への三重苦。心は満たされるのだけれど
毎晩布団の中では体をかきむしる。朝、血だらけ。
試してみた。汚れを落とすという発想を転換。保湿剤、オイルを塗る感覚で体を洗う。メイクや汚れはしっかり落としたいときにも。ゴシゴシからサラサラ、ヌルヌルといった感じかな
顔を洗う、髪を洗うときも同じく。顔も頭皮も体も油分は大切みたい。脂分を汚れと思わない残してあげる感覚
歯みがき
たっぷり泡立て歯をゴシゴシ。歯ブラシは1ヶ月も持たないほどの力み具合何十年おかげさまで歯も歯茎もすり減りました。もう少し早く気づいていれば。口の中は健康の第一歩
風呂掃除・トイレ掃除
風呂掃除担当の方はご存じでしょう。重労働です。日常生活には出てこない風呂掃除だけにでてくる姿勢が登場する。その体制で力を入れてゴシゴシすると、そうです面倒くさい、苦痛、肉離れ、とどめはぎっくり腰です(年齢関係なく)
日本はお風呂文化と四季があり、湿気とカビとおつきあい。夏場のお風呂はカビとの闘い。カビを見つけてゴシゴシするとその時は消えていくもすぐにまた出てくる。ゴシゴシ洗った表面は傷つき、その傷にカビが流れ込み大発生。最後は漂白剤の登場でカビの消滅とともに手も風呂場も傷だらけ
そう同じくゴシゴシやめてみた。体中の力が抜けて汚れの落ち具合もよし。カビの発生の頻度も少し減り、なにより体への負担が大きく減ることに。
トイレ掃除では、ゴシゴシしていた頃は洗剤や便器の水が顔と服にはね返ってばかりで服を着替える羽目になる。力が抜けてそれがなくなり体も楽になる
食器洗い
上記と同文。ゴシゴシは落ちる、気のせいです。力を抜いても汚れは落ちます。
最後に大掃除・とくに年末大掃除
新年を迎える風流、風物詩としての年末大掃除は大好きです。でも行事として大掃除それも年末にきらいです。
寒い真冬の年末のあるひと時に何か月分、半年分、一年分の掃除は冷静に考えてください無謀です。そういう私は十数年前までやってました。
寒さと疲れで免疫が落ちている冬それも年末。一年に一回しか触らない場所を冷たい水で流したり拭いたり磨いたり。おかげさまで何度も熱を出して正月に寝込み怒られました。
暖かい時にする。普段に小さな掃除をしておくようにしました。掃除じゃなく小さい掃除です。すると大掃除がいらなくなりました。
掃除でもとくに寒く冷たいときにも力を入れずに落ちる方法に転換します。
生活の中のゴシゴシの場面があったらふと思い浮かべてみて下さい
余計なお世話ですが、お体をやさしく大切に
※あくまで個人的な感想です。