「権威ごっこ」にサヨナラ。 書籍「最軽量のマネジメント」を読めば、まだ間に合う。
マネジャーにすべてを背負わせるのはもうやめよう。
表紙に書かれたこの言葉がより多くの人たちに伝わってほしい。
最近までマネジャーではなかった「私はマネジャーの○○です」
それを知るはずのメンバーからの「それはマネジャーの仕事です」
そのマネジャーの上司からの「マネジャーなんだからしっかり」
マネジャーという言葉にすべてを飲み込ませて、曖昧なままチームを動かそうとしているマネジャーとメンバー全員にこの書籍を読んで頂きたい。
「チームワークあふれる社会を創る」を理念としているサイボウズ社の副社長 山田理さんのマネジメント論をまとめた書籍です。
100人100通りの働き方を実現するサイボウズ社からは、いくつか書籍が出ておりますが、本書は「マネジメント」に視点を置いたものになっています。
マネジャーとして本当に必要なことは何なのか?が明らかになります。
いや・・・明らかにされてしまいます。
本質的に大事な部分が明らかになるので、曖昧なマネジャーの定義だったからこそマネジャーとして生きてこれた人は、身の危険を感じるかもしれません。
だからこそ、自分の今後を考える、いい機会になると思います。
「どっしり」ではなく、「ふわっと」最軽量で居るからこそ見えることを大事に、
自分のチームを「メンバーにとって働きやすい場所」にする、
役割としてはやっぱり重たいです。
それでもマネジャーとして生きていきたい人がその役割を担い、その結果、
”いびつな個性が集まり、集合体として機能するチーム”が増えてくれば、
世の中をより良くしていくことと思います。
実践方法は書籍の中に! 個人的オススメは、Chapter5の
【だいたいの問題は「説明責任」と「質問責任」で解決する】
です。ちょっとだけ勇気を出すだけで、抜群にチームが良くなりそうなノウハウが詰まってます。
・・・ちなみに、私はマネジャーでは無いです。
客観的にマネジャーを見て、言いたいこと言わせて頂いてます。
チームなんだから、誰が改善したっていいですよね。
新しい取り組みも気軽に始めさせてもらってます。
書籍が気になる方は、まずは全文公開されている「はじめに」を是非。
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