春の夜空は何色に輝く
「君たちのセックスが見たいな。」
繁華街の至る所で行われている下世話な飲み会。「ハタチです!」が常套句だったあの頃。
酔った勢いでキスする私たちを見て、男はそう言った。スーツ姿で清潔感のある、いかにも真面目そうな男だった。
誘われたのは高級なホテルの一室。男はベッド脇の椅子でグラスを片手に、舐め回すような視線でこちらを見ていた。
「私が下ね。」
そう言うと、既に酔いが回っているらしい彼女はごろりと横たわり、大胆に白いブラウスを脱ぎ始める。私もそれに応じて、彼女のピンク色の下