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Keep up the good work

ようやくPOD版とKindle版のリンクがつながりました.まあ,物珍しさに買ってくれた人もいるようで,それは光栄なのですが,この本(social mediaで言及していただける人は石井洋佑/マイケル・マクドウェル『14歳からの英語表現』とタイトルを述べた上で #パブファンセルフ  とhashtagを入れてください.理由はこちらを参照)に限らず,Amazonの売り上げというのは,いい位置に比較的長期間つけていなければ,インフルエンサーの誰かが褒めてくれたときだけちょっと跳ね上がったとかはそれほど全体的な売り上げには貢献しません.だって,短期間のAmazonでのジャンル別1位というのは,1時間に数冊売れただけでも取れるのですから.それが1日続いてもたかが知れています.そういうことをきっかけとして,その嵐が吹き荒れたあとも,トップではなくていいから,まあまあの位置をキープできるかが,その本の実力なのでしょう(註・ここでは内容そのものはとりあえず関係なく,どれだけ売れる本としての実力だけを述べています)

実は,この本は,Amazonでのライティングや英作文のジャンルに分類されていなません(ジャンル分けはAmazonが勝手にやるのでぼくはおろか,出版社もコントロールできないようです)が,総合ランキングでは10万を常に切っているし,たいがい5万以内に入っていて,どきどき1万を切るぐらいの位置につけています.ぼくが望むのはこのレヴェルなんですね.実は,この本はDHCから別のタイトルで出ていた時に,ネットで有名な方が勧めてくれた(そういう知らせがぼくにきました)ので,急に跳ね上がりましたが,その後は止まっていました.でも,不思議なことにJMAMで復刊してから,誰かが勧めてくれた,とか「バズる(go viral)」という状況を経験していないようですが,ぼくがたびたびAmazonを見る限り,この位置をキープしているので,書き手としてうれしいです.

逆に,もう少し頑張ってくれてもというのが,この本です.『ゼロから覚醒』シリーズは現代文では信じられないほど売れているシリーズですが,その波には乗れませんでした.さらに,英文法とか漢文で人気著者の人が書かれていてそれはよく売れているらしいですが(あくまでAmazonでのことですが.他は見ていません),なかなか「英作文」部門ですら上位に入ってこない(正直トップはとれなくていいです.どちらかというと,トップに入ってくるような本と違う本を出したくて書いた本なので)し,何より全体の順位がイマイチです.

で,この本もわざわざ教えてくれる人がいたほどYouTubeで盛り上がったらしいのに,そのチャンスを継続して生かすことができなかったので,ちょっと実力がなあ,と思いました.で,この実力というのは何か考えてみたんですけど,当たり前のことながら,この動画を見て,この本を買ってみた人が,それを勧めるという流れにはスムーズに行かなかったということなので,ぼくの実力がないのかな,ということになります.

まあ,もちろん,いまの時代,本当は実力がないのに売れているとか,実力があっても売れないということはあるとは思いますが,たとえば,TEX加藤『金のフレーズ』(朝日新聞出版)はぼくの知る限り,著者はほとんど宣伝をしていないのに売れ続けていて,同著者の本は全部売れています.ぼくは結構な数を出しているのに,1つもヒットはないし,まあまあなのが,上に書いたJMAMからのライティング本なので,著者と著作に力がないのは明らかなのかな,と思います.なんとか,ここから大ヒットはなくても,継続して売れるような形に持っていこうと思いますが(social mediaをするとか,ファンを獲得するとかはしません.それはこの状況下で行なうならば人の道に外れる鬼畜の行為です),道は厳しいですね.

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