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The fastest way is the right way.

刊行されてそろそろ1年になりました.全然売れていないというわけではないと思いますが,まだ増刷はかかっていません.

たぶんなかなか信じてもらえないようですが,ライティングの学習としては正攻法です.ほとんど小細工もありません.

センテンス未満のミクロな単位から始めて,センテンス作りへと進み,そして最も抜けがちな「センテンスとセンテンスのつなぎ方」を丁寧に扱ったあと,最終的にはパラグラフの構成まで着実にのぼっていきます

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でも同時にぼくが想像するに基本的に英語で書く能力を身につけるのにこれが早い方法です.実は,基礎力をつける上ではテストだから「とりあえず(英語では"for now"と表現することもできます)」という方法はないのです.逆に書くことの土台となる基礎力があれば,テスト形式ごとの攻略法も短期間にスイスイできるし,実はそういうのってそんなに難しくない(というか,こういう攻略法も限定的なだけで英語力に関係しているのだ)ということに気づくはずです.

大事なのはなるべく早くはじめることです.よく大学受験生がやる文法・語法の頻出問題集がありますが,それより早くはじめるぐらいでいいです.文法にどうしても自信がなければこの本を先に読むか,極端な話,並行してやっても良いぐらいです.リーディング(長文)を読まなければ,と人もいるでしょう.でも,本当のことを言えば,現役の高校生ならばまずは学校のリーディングの教科書を正確に繰り返し読めれば大丈夫です.高校をすでに卒業した人も,無理をせず自分が受験するテストのリーディング素材よりも少しやさしめなもの(本当に自信がなければ,ここからはじめてください)を丁寧に,少しずつ速く読める練習をしていくとよいと思います.実は『ゼロから覚醒 はじめよう英作文』で書く練習をするとどう読めば内容と構造を同時につかまえながら読めるかがわかってくるはずです.

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