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○○を知るだけでコーチングスキルが劇的に上がる方法

こんにちは、hです。
今回の記事はコーチングを1度でも行ったことのある人や
コーチングを学んでみたいという方にはオススメのものです。
では、早速書いていきましょう!



まず初めに。。。。


言葉を聞いたことだけある人の為に、
コーチングというものを明確にしておきましょう。
学問的に定義すると少しややこしいので簡単な表現をすると
「コーチングとは、対話を通し対象者(クライアント)を進化させる方法」
という事だと思います。
どんな場面で使えるかというと下記のようなものです。

・自発的な成長を促す場面
・より深い対話を求める場面
・価値観・認知レベルの確認やそれらをいい方向へ変容したい場面

主にこれらの場面でコーチングというスキルは威力を発揮するでしょう。
だからこそ、「教育・育成・成長を促す」という立場の方においては
とても役に立つはずです。


コーチングが弊害になる場面


ただ中にはコーチングを受けることに嫌悪感を受ける人もいます。
コーチングを体験した結果、嫌な思いをしたことがある人です。
過去に私も経験したことがあるのですが、
会話を深めたいのか、強制的に考えさせようとしているのか
「何故」を何回も繰り返してくるようなコーチングです。


コーチングは相手の価値観を知る為に定義づけを行う場合があります。

「ビジネスとはあなたにとって何ですか?」
「恋愛とはなんですか?」
「パートナーやチームとは何ですか?」というものです。
これだけならまだわかります。


正しい概念を理解してないコーチングの場合
回答の後に「追加の何故」を問い過ぎるきらいがあります。
これはクライアントにとって相当のストレスが掛かりますし
私もとてもストレスが掛かった覚えがあります。


「ビジネスとはあなたにとって何ですか?」
→Answer:
「価値あるものと価値あるものの交換により、それぞれが良くなること」
→「なぜそう思うのですか?」

「恋愛とはなんですか?」
→Answer:「人生に彩りと安寧を与えてくれるもの」
→「なぜそう思うのですか?」

「パートナーやチームとは何ですか?」
→Answer:「相互に強みを伸ばし、弱みを補完しあえるもの」
→「なぜそう思うのですか?」


やめてくださいw
このようなコーチングをするなら、
普通に会話をした方が100倍マシです。
コーチはスキルとして質問を使いますが
上記の場合、AIでもできるようなものです。
人間があえてする必要はないはずです。

このようなコーチングを行うコーチは、
ある決定的なものが欠如しています。


私が思う上手く行くコーチング概念


上手く行くというのに対して少々説明が必要です。
ここでいう上手く行くというのは、下記のものです。

・クライアント自身が質問に答えやすいと感じる
・クライアント自身の発言から本人が深い洞察を得られる
・洞察を得た結果、行動の変容を促す・変容する

これらが出来ればコーチングを受けてもらう価値があります。
では実際に価値あるコーチングに必要な概念は何でしょう。

それは。。。。。

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1,100%クライアントに関心を持つ
2,クライアントの中の内なるクライアントの代弁者となる

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コーチはクライアントに対し上の想いがなければ
いいコーチングを提供することはできません。


時に、とても友人や優秀なインタビュアーとの会話が
自然とコーチングなっている場合があります。
これは、対象者に対して100%の関心を寄せているからこそ
起きる現象なのです。


メタファー(暗喩)・モデリング・ミラーリングという
テクニックを覚える前にクライアントに関心を持つという
気持ちを忘れないことが大切です。


最上級なコーチングとは

私がコーチングでいつも目指すところは、
コーチがいなくても「自分で自分をコーチングできる境地」に
なってもらうというものです。

コーチはクライアントに24時間べったりとくっついてる訳にはいきません。
しかしコーチングが必要な場面はいつ何時に来るのか不明です。

しかし自分で自分をコーチングできれば、
その問題は解決できるはずです。
先ほど記載した、
「クライアントの中の内なるクライアントの代弁者となる」
概念にも関係してきます。


クライアントが抱える問題の答えは
クライアント自身が持っている。
コーチングを学んだ人はこの言葉を聞いたことがあるはずです。


コーチはアドバイザーでもなければ教師でもありませし
極論ですが、クライアントに教えれるものなど全くないのです。


クライアントの持つ答えを引き出すのが我々の使命のはずです。
だからこそ、クライアント自身が都度都度自分で答えを引っ張り出すことが
できるようになれば、コーチングがもたらす
最大の価値を提供できたというのではないでしょうか。


2024,5,6,
h


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