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コミュニケーションの質を高める、Thinkingsのクリエイティブコントロール
こんにちは!
PR&Designチームでは、Thinkingsでの様々な取り組みを、メンバーへのインタビュー形式でご紹介しています。今回から2回に渡り、PR&Designチーム内でクリエイティブを担当する3名の仕事についてご紹介します。
第一弾は、デザインメンバーがどのような価値を生み出しているのか、様々なクリエイティブ制作事例と併せて仕事の全体像をお伝えします。
Thinkingsのクリエイティブコントロールとは
プロフィール
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PR&Designチーム 宇都 甲祐
広告デザインを中心に幅広いプロジェクトに携わってきました。短時間で効果的なメッセージを伝え視覚的に引きつけるデザインを得意とし、ビジネスの目標を考慮しながら、使いやすいデザインを追求しています。
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PR&Designチーム 大沼 由美
長年バナー等の広告全般を作成してきたので、一目で伝わりやすいものを作ることを得意としています。プライベートでは、新居に友人を招いてBBQパーティーをするのが目標♪
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PR&Designチーム 熊田 隆志
コーディングを中心にWEBまわりの全てを担っています。苦手なものは特にありません。スピーディーかつ、アウトプットを検証しながらの安定した仕事ぶりを目指しています。
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宇都:私と大沼さんは、日本を代表するような大手企業から依頼をうけ、バナー広告や動画などのクリエイティブ制作を長年対応してきました。経営統合を機に、sonarのマーケティングコミュニケーション領域へとミッションが変わり、今期からPR&DesignチームとしてPRメンバーと活動しています。
大沼:クリエイティブ制作と一言で言っても、WEBサイトや広告バナー、動画、印刷物、販促グッズなど多岐にわたります。社外パートナーと協力して制作するものも含めて、全てのクリエイティブに関わり、その品質を管理しています。
熊田:WEBページの制作や更新も多いことから、WEB資産全般を管理するWEBマスターとしての役割を期待されて、約1年前に私もこのチームに加わりました。課題が多いながらも、整備をすすめています。
マーケティング施策やユーザーコミュニケーションへの貢献
・採用管理システムsonar ATSを中心とした、sonarブランドのクリエイティブについて。マーケティング施策や既存ユーザーに関わる事例を教えてください。
宇都:2022年1月に、採用と人事のためのオウンドメディア「sonarTimes」をスタートしました。専門性の高い情報提供を通して、当社がシステム以外の部分でも、企業の「採用の解像度」を上げる支援をすべく開設したものです。
宇都:このメディアロゴ制作では、ブランドとしての統一感を重視しながらも、プロダクトロゴとは変化をつけました。「Times」の文字には、ブランドカラーのライトブルーと、情報の正確さや信頼性を醸成してくれるような、視認性に優れたフォントを採用しています。
大沼:私は「専門家コラム」のページ制作を担当しました。登場いただく採用市場のキーパーソンの方々が一目でわかり、「この人の記事を読みたい」と興味を持ってもらえるようなページになるように、特集ごとにデザインを変えながら、共通して人物や「識者」などのキーワードを目立たせることを意識しました。
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宇都: また日々、キャンペーンやセミナー告知など様々なビジュアルを制作しています。とくにバナーは短時間でメッセージを伝えるためのクリエイティブなので、伝えたい情報が一目で理解できるように、要素のバランスや強弱を重視して制作しています。デザインから生まれる安心感や信頼感といった付加価値も意識した、精緻なレイアウトや余白の設計も重要です。
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宇都:採用担当者向けのホワイトペーパーでは、グラフや図解、イラストなどにより、直感的に理解しやすく読みやすい資料になるよう意識して制作しています。文字情報だけでなく、デザイン性の高いグラフィカルな資料にすることで、コンテンツの魅力を高めることに繋がっています。
宇都:また、調査データの解説から、活用術やノウハウ、講演内容のサマリーまで幅広いジャンルを扱うため、中身を深く理解した上でそれぞれの内容をわかりやすく訴求できるようデザインを変えています。
企画・制作しているマーケティングチームからは、リード獲得数が上がったと聞いており、デザインによって効果が高まり喜んでもらえると、私たちも嬉しいですね。
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宇都:sonar ATSでは、ユーザーのみなさまに向けて、キャンペーンのお知らせなどをログイン画面に掲載しています。もともとは静止画のみでしたが、より目を引くような工夫として、新たに動きを加えました。
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・熊田さんはWEBマスターとして、マーケティング施策へどのように携わっていますか?
熊田:sonar ATSプロダクトサイトの改修や、ページ更新、デザイン変更の実装など、直接WEBサイトを触るのは全て自分の仕事です。また、SEOの内部施策を行って検索効果を高めたり、ページがきちんと更新されているか、更新後に正しく表示されているかなど、サイトの運用管理・チェック機能も担っています。
・デザインの制作と違ってなかなか表に見えない仕事ですが、重要度も高く、範囲も広そうな仕事ですね。それらを一人で担っている。
熊田:はい。仲間が欲しいですね(笑)もちろん、資料請求のフォーム作成はマーケチームと、サーバー管理は社内の情報システム部門と、キャンペーンサイトの実装はPRチームとなど、他チームと連携して仕事をすすめています。
とはいえ、実際の作業担当としては一人で対応することも多いので、自分にとってはかなりチャレンジングな環境だと感じています。
少数精鋭の頼りになる存在に
・多い時で月に約30件もの新規依頼があるみなさん。クオリティが担保されたものを安定して提供できていることで、社内でも頼りになる存在になっていると思います。大型案件や難易度の高い仕事も増えているのではないでしょうか。
大沼:昨年から今年にかけて、sonar ATSのユーザー企業様に登場いただくテレビCM「採用のリアル」シリーズを放映しました。
この施策では、CM動画とともに採用の取り組みについて紹介する、CM特設ページを毎月公開しました。時代に合わせた先進的な採用活動に取り組まれている、ユーザー企業様の個性が伝わるようページデザインを制作。静止画として切り取る際の人物の表情にもひとつひとつこだわりました。
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・この数年でテレビCMや駅広告などの施策が増えました。撮影時には、社内メンバーのディレクションがとても重要です。大沼さんは撮影現場の立ち会いも度々任されていましたよね。
大沼:はい。2022年6月から掲出した、当社主催のアワード受賞企業様に登場いただく駅広告や、2022年10月から放映した、タレントを起用したテレビCM、山手線車両内広告の撮影にも立ち会いました。
普段はユーザー企業様と直接関わる機会が無いため、とても緊張感はありましたが、なんとかやりきることが出来ました。お客様と接点を持てたことで、より引き締まる想いで臨めましたね。新宿駅西口に掲出された広告を見た時にはとても感慨深かったです。
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・テレビCMのページ制作の時にも、熊田さんが度々活躍されたと伺っています。
熊田:CMの放映日にあわせた公開は絶対にずらせない日付だったので、各所で同時進行する中で期日が迫ってゆく、シビアな状況でページ制作を進めました。WEB上のクリエイティブ公開に関しては、最終的な対応を引きうけるのは自分の仕事。期日通りに正しいページが公開されるのを見届けるとホッとしますね。
・WEBクリエイティブに関しては、熊田さんが最後の砦のような存在なのですね。
熊田:そんなにカッコいいものではないですが、自分の仕事は「気づかれない方がいい仕事」だと思っています。「これって誰が対応してるの?」と言われるタイミングって、時間通りに公開されていなかったり、公開されたものが正しい状態でない場合だったりするので、存在感がないくらいが「いい仕事をしてる」ってことかなと思い自分の仕事に向き合っています。
・「気づかれない方がいい仕事」というマインドセットはなかなか全ての人が持てるものではないと思います。宇都さんの事例も教えてください。
宇都:「sonar AI」のビジュアルは、漠然としたイメージでの制作依頼を受け、うまくアウトプットできた事例でした。どのようなデザインにしたいかはっきりと浮かばない時、形にできて喜ばれるのは嬉しいですね。
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宇都:制約が多かった社外のクライアント案件とは異なり、自社案件は、「sonar AI」のように制作側の自由度が高いものが多々あります。そのため、選択範囲が広がり方向性を定める作業が大変ですが、そこに面白さがあります。
どの案件も本質は変わらず、ブランドやサービスを正確に理解してアウトプットすることが求められるので、高い品質で応え続けたいですね。
インナーコミュニケーションから素材管理まで幅広く
・幅広い事例を他にも教えてください。例えば、Thinkingsの新卒採用では、オンラインと対面のハイブリッド形式で、内定式や入社式を実施しています。その都度、全社員に限定zoom背景を配布していますよね。
大沼:両手に旗を持って待ち遠しい気持ちを表現したり、社員が自分の言葉でメッセージを書けるようにするなどの工夫をして、新入社員のみなさんの緊張を少しでもやわらげてもらえたらと思い制作しました。
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大沼:その他にも、年賀状とそれに連動する新年のご挨拶動画を制作したり、エンジニア部門の活躍を紹介する動画を制作して社内公開するなどもしました。
・クリエイティブによって、sonarブランドや、コーポレート、インナーなど様々なコミュニケーション施策の効果を高めてくれて、PRとしてもとても感謝しています。
熊田:仕事の幅広さという点では、WEBサーバーの一部移管を最近終えたところです。これは難易度の高いプロジェクトでした。本番環境への移行で不具合が起これば、機会損失にもなりかねないため、失敗できない。そのため、事前に関係部門へのヒアリングを十分に行い、バックアップも万全に整え、「ここまで準備すれば大丈夫だろう」という状態で臨んだことで、無事に終えることが出来ました。
サーバーの選定から、社内提案、度重なる社内調整まで、ほぼ誰にも見られていない仕事ですが、ここまで順調に進めることができて良かったです。
・これは一大プロジェクトですが、サーバー移管はまだまだ対応が続いていますよね。
熊田:そうですね。リスクを最小限に抑えるために、様々な調査・検証をしながら慎重に対応しています。そのためかなり工数のかかる仕事ですが、今のところ大幅にスケジュールを前倒して、事故なく進められています。
宇都:他には、使用期限のあるタレント素材や、公開期限のあるページのクローズ作業などもあります。
熊田:そのあたりも多くの人には意識されず、気づかれないうちに対応している仕事ですね。
宇都:「採用を、変えよう。プロジェクト」では、タレント素材の使用期限に伴い、メインビジュアルを差し替えました。また先日、本プロジェクトが受賞したアワードバッジも追加しました。
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宇都:このように、一度制作した後も、修正・追加・削除などの最新化対応も重要な仕事です。日々多くの仕事を3人で役割分担しながら、クリエイティブの質を保っています。
次回へつづく
今回の記事では、少数精鋭で様々なクリエイティブを制作するThinkingsのデザインメンバーの仕事について、幅広い制作事例とともに全体像をお伝えしました。
次回は、今回触れなかった事例から、より具体的なクリエイティブ制作の過程や裏側をご紹介したいと思います。
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