立ち飲みのいいところ。
立ち飲みの歴史に関しては諸説ありますが、
私は北九州出身なので、北九州の角打ちが発祥だと信じてます。
「立ち飲み」と「角打ち」はちょっと違います。
こちらも諸説ありますが、
私の見解として、酒屋さんがやっているのが「角打ち」
飲食店がやってるのが「立ち飲み」
この認識がわかりやすいかなと思います。
私が好きなのは「ネオ立ち飲み」
ネオ立ち飲みとは(勝手な私の見解)、
親父が、ただ安いからと立ち寄る立ち飲みではなく、
コンセプトがしっかりした立ち飲み。
例えば、
日本酒にこだわったお店。
魚介専門。
うどん。
串。
スパイス。
クラフトビール。
ハイボール。
とにかく面白い人がいる。
などなど。
色々あります。
ようは安いだけではなくこだわりがある立ち飲み屋。
で、立ち飲みの一番いいところってなんだと思います?
安い?
気軽?
私が思うにコミュニティーだと。
普通の飲食よりコミュニュケーションというかコンタクトが取りやすい。
値段も良心的なので毎日のように行ける。
毎日のように行くからコミュニティーができやすい。
嫌な人と飲んでもサクッと切り上げられる(笑)
奢りやすいし奢られやすい。
距離が近いので自然に会話が盛り上がる。
要するに、コミュニュケーションがが自然に生まれるやすいのです。
だから、当社はコミュニュケーションを売る会社と定義してます。
これは運営側としても良いし、お客様としても良い部分。
ここからは経営的なはなし。
まず、席数が増えます。
だいたい1.5倍。
回転も1.5倍。
客単価はぐっと下がります。
ということでこんな感じになります。
売り上げ=席数×回転率×客単価
例)席数30席の居酒屋の場合
席数(30)×回転率(2)×客単価(3500)=210,000
同じ広さの居酒屋で立ち飲みをした場合
席数(45)×回転(3)×客単価(2000)=270,000
という感じで同じ広さでも計算上はこうなります。
原価は?人件費は?
基本同じです。
要は通常の料理の量を1人分にして金額も1人分にするだけ。
料理も盛り付けの手間などは増えますが、
一つの料理を4人で取り分ける取り皿の考えたりすると
足し引きすると作業はそんなに増えないんです。
なので、計算上は立ち飲み最高ー!
な訳です。
今日はここまで。
次回は、
数字上は最高なので、立ち飲みの大切だと思うこと。