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オチミズケント

1979年インベーダーゲームが生まれた年に

角打ち(立ち飲み)発祥の街北九州で生まれる。

学生時代にカフェオーナーに憧れた。

オシャレなお店にオシャレなインテリア、オシャレなスタッフ。

そしてオシャレなかっこいいオーナー。

みんなが憧れるやつ。

ただのオシャレに興味がある学生。

「カフェオーナーになる!」

けど、当時は社員で働けるようなオシャレなカフェがすくなかった。

そんな時、ある人から回り道を教えられた。

大阪、福岡、東京でインテリアスタイリストとして8年働いた。

内装やインテリアを勉強するために。

決めていたこと。

「30になったらカフェオーナーになる。」

これだけ。

でも目標があったから楽しめたし勉強もした。

インテリアの仕事は楽しかったし、評価もされていたので正直迷った。

この会社でトップを目指すのか、オーナーになる目標を選ぶのか。

結局、ワクワクと自分が思うかっこよさを選んだ。

周囲にカフェオーナーになると言い続けていたから。

でも、オープンしたのは小さなスナックのようなバーだった。

「roligan」

雑居ビルの2階。

先輩が使っていいよと言ってくれたので

修行感覚で始めたお店。

友達から始まり、みんなの溜まり場になった。

明るくなってから帰る毎日。

ちょっと考えていた形とは違うけど、ただただ楽しい毎日。

けど、途中から危機感が芽生えてきた。

このままが続くわけないし、憧れていたものとは違う。

自分が思い描くオーナーとは違う。

そして、1年でこの店は閉め、移転をすることに。

この時決めていたこと。

「多店舗展開して起業家になる」

続く・・・








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