buena onda=イイカンジ
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警固の雑居ビルの5階に移転オープンという形で出したお店。
スペイン語で「イイカンジ」というニュアンスの意味。
たくさんの人に気軽に来てもらいたいと、スペインバルにした。
元々はただのオフィスを全て解体して作ったお店。
飲食素人同然ながら前職での経験を生かし
デザイナーとともに絵を描いていった。
ワクワクしかなかった。
でもここで問題が。
工期がづれ、資金が底をつきかけた。
すでに雇い入れていたスタッフの給料や読めていなかった経費などなど。
生活費を稼ぐために工場で働いてなんとか凌いだ。
ワクワクと不安で眠れない日々。
オープンからたくさんお客様が来ないとすぐ潰れてしまうような
そんな資金状況でスタート。
2011.7.7 OPEN!
大盛況!!
「助かったー。」という安心感。
座席数40のお店に、初日レセプションで190名のお客様。
当時は「東日本大震災」の直後。
幸いにもSNSがブームになっていてその波に乗った。
雑居ビルの5階にこんなお店が!
という感じで広まって初月から利益を生み出した。
この時の戦略。
1、とにかくリピートを増やす。
客数・客単価・回転率とか無視。とにかくリピートしてもられるかに集中。
しっかりと接客して仲良くなる。
連絡先を交換する。
お礼の連絡をする。
定期的にイベントを開催しご案内。
2、コミュニティーを作る。
リピートを増やすことと重なる部分ではあるが、
とにかくお客様同士が繋がるような接客を心がけた。
出会いがある空間を意識して。
その結果、街はずれの雑居ビルの5階にもかかわらず
3年後には週末には待ちが出るほどのお店になった。
ただ、「これがいつまでも続くわけではない。」という
危機感と早く店舗展開したいという気持ちが強かった。
「もっとコミュニティーが生まれるお店を作りたい。」
何かヒントにしたいと思いスペインに1人旅。
本場のバルを体験することで、
自分のルーツ、過去の経験などなどいろんな要素が繋がった。
「立ち飲み」カッコよくいうと「スタンド」
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「MEGUSTA」