国を豊かにする理由
お久しぶりです、くまはんです。
最近は修士論文で忙しく、なかなかnoteを書く時間が取れてませんでした…
少し力を抜く時間ができたので書いてみました!
発展途上国と先進国の違いって何にあると思いますか。
少し強い言葉ですが「命の価値」に僕はあると思います。
今現在、途上国では”人口爆発”、先進国では”少子化”という現象が広く見られています。
これは何故か。
一次産業(農業のような何かを生み出す産業)が主な産業である途上国では、「子供は労働力」なんですよね。
最低限の食糧を子供に与える”だけ”で所有する土地で無償労働してくれる”安価な労働力”。
これは二次(一次を加工する産業)・三次(サービス業など)が主体産業である先進国と違って、教育に対する比重が違うとも取れます。
雇うより養う方が安いという観点では単純に人件費の話とも取れますね。
そして先進国では「子供は嗜好品」なんです。
サービス業の発達している国において、子供の教育や経験を買うにはお金が必要になる。
そうすると子供一人当たりにかかるお金の際限がない。
養う方が雇うよりも遥かに高額になる。
だから少数精鋭という考えになりやすいんです。
日本も戦時中、同様の考えがありました。
一番分かりやすい例は「特攻隊」ですね…
命よりも資源の方が高かったんです。
だから命を安価な資源として利用をした…
パイロットを一人教育するよりも、帰還するためのエンジン代が高かった。
この「経費削減」がもたらした悲惨な結果が特攻隊だと僕は解釈しています。
国を豊かにしなくてはならない理由。
それは人の、命の価値を低くしないためかと。
立ってるものは親でも使え、ではないですが、
国が貧しいと人の命すらも資源として勘定に入れてしまう。
豊かになることで生じる問題も多々ありますが、
命の価値を守るには豊かである方がよいのかなと僕は思ってます。