歌島DIY日記#38「メルシィ。」
みなさん、お久しぶりです。
人生で初めて選挙に参加して、わたしの最初で最後の選挙が終わりました。まだ、その後遺症は抜けておりませんが、今日からわたしは普通のアナキストの男の子に戻ります。
どうぞ、よろしくお願いします。どんなことがあったって、次の一歩を踏み出さなくちゃね。
歌島DIYがあまりに久しぶりなので、なにからどうしていいかもはや覚えてないですが、ぬるぬる再開したいと思います。とりあえず、昨日は現場に行ってみました。リハビリです。
6月をめどに住めるようにすべきことは次の3点。
・ 煮炊きができるように、キッチンのタイルを貼り終えること。
・ 炊事場が使えるように、排水処理の確認をすること。
・ お風呂のボイラーをとりつけて、バイオトイレを準備すること。
タイルカッティングで散々泣きを見てきたので、まずはタイルをきれいに収めるための方法を考えます。「尾道のガンジー」こと信恵さんに聞いたところ、歌島の宮本本店さんがタイルを「カットしてくれるじゃろ〜」ということなので、直々に相談しに行って来ました。
プロ大工マストユーズの「道具と材料 宮本本店」さん。(サムネイルは看板犬の「メルシー」ちゃん。スーパーチルしてました)
「こんにちは〜」とお邪魔して、お母さんに早速「信恵さんに紹介してもらって来たんですが、タイル云々……」と説明しました。
「あ〜、それは信恵さんの無茶振りですね〜」
お母さん、早速の困り顔でしたが、居合わせた会長(?)さんに聞いてくれたり、お得意様の石材屋さんに問い合わせてくれたり、親身に相談に乗って下さいました。
結果、ディスクグラインダーでタイル用の刃があるので、それでちまちまやっていくのが一番いいのではないかとのこと。自分たちではできそうにないし、だれにやってもらっていいかもわからなかったので、ちょっとだけ光明が見えてきました。
とりあえず宮本さんでバイスとスーパーリトル1.0というタイル用カッターを購入。合わせて650円ぐらいだったかな。
このバイスで縁側とかに固定して、反対側は100均のクランプで掴んで、一人がディスクグラインダーでスパッとカットするのがいいとのこと。できるかなぁ。
ディスクグラインダーはヒロくんに借りるしかないし、手元にないので結局タイルカットは後日。楽しみは残しとこう。ほんまに楽しいのかな。
ひとまず、現場に着いたので、排水処理を確認するためにちょこっと草引きなどをしてやりましょう。
咲ちゃん情報では、この裏に排水が繋がっている筈。
このあたりらしい。土埋まり過ぎやろ。
ここ掘れ、みーちゃん。頑張れ、みーちゃん。
一生懸命やったので、結構暑くなってきました。ひ〜、全然排水口的なものが見えてこない。
そうこうしていると、家の前をロードバイクで横切る二人組が声をかけてきました。
「あ〜、みくさんのおうち、ここだったんだね〜」
流暢な日本語で話しかけてきたのは、尾道でツアーガイドをしているピーターさんとお友だちのナオミさん。ナオミさんとは初対面でした。
作業より会話が好きなわたしは、これからしようと思っていることとか、選挙の話とかを一方的に話して、満足しました。うわぁ、自己中。
ナオミさんはわたしたちをいち早く変な人だと理解したみたいで、「尾道はおもしろい人が多いですよね〜」と言ってくれました。そうですよね、そうじゃないといけないと思います。
ハンマーとバールを持ちながら話す過激派のみく。なのに、終始和やかなムードです。
そうこうしているうちに、雨がぽつぽつ降り始めたので、解放してあげました。熱が入ると、わたしの話は一方的だし、くどいですからね!
その後、件の場所を掘ってみましたが、いくら掘っても掘っても排水口らしきものは見つからず。繋がってへんのかえ!
気を取り直して、今度は反対側の排水口。ここもいい感じに埋もれてます。は〜あ。
みーちゃん、頑張るの図。
なんとか溝が見えてきたぞ!
一生懸命溝を掘っていると、木曽さんが顔を出してくれました。お、救世主登場!
とりあえず、水を流してみて、きちんと排水されるか確認することに。
井戸水を引っ張ってきて、炊事場とお風呂の排水溝に水を流してみるのですが、一向にオーバーフローする気配がありません。(木曽さんが「オーバーフロー」という単語を連発していました)
「あれ、どこに流れとるんじゃろ?」
そうやって家の周囲を見回してみたら、気づきました。気づいてしまったのです!
ギャングバング!お風呂の下に位置する石垣の隙間から、ちょろちょろ排水されています。つまり、下を通っている配管から漏れているということです。あーあ。
とはいえ、これを工事するのは大事になるため、見て見ぬ振りをしました。家が腐って傾いたときは、その時です。引っ越しましょう。
排水のほとんどは石垣から漏れることが判明しましたが、溝に溜まった水はどこにも流れないことも判明しました。
ここが高いからコンクリをハツって傾斜をつければ流れるとアドバイスをくれた木曽さん。
このように、ハンマーと尖ったデカい釘みたいなヤツで排水路を作ってくれた木曽さん。マジ感謝です。
というところで、完成した排水路の写真はありません。
肝心の写真を撮り忘れるあたり、わたしも咲さんもまだまだ病み上がりのようです。
見応えのない投稿になりましたが、こんな感じでぬるぬる、だらだらDIYを再開していこうと思いますので、このあともよろしくお願いします。
あー、早くアートプロジェクトしたーい!!!怒