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体癖を学ぶとどんなメリットがあるのか?

Ryo kurita(栗田涼 くりたろう)
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体癖(たいへき)の部分的な解説です。

体癖とは、人間分析の秀逸理論です。

人により、身体の形が異なりますよね。

単純化すると、細身の人もいれば、骨太の人もいます。


具体的には、
背骨の形とその体重のかかり方が人により異なるんだといったことをイメージいただくとわかりやすいかもしれません。

もう少し詳しく言いますと、
腰椎(腰の骨)のつなぎ目(1番から5番)のどこに荷重がかかりやすいか、
エネルギーが集まりやすいかによって、人それぞれの思考特性、行動特性、価値観に違いが遺伝的に決まっているということです。

あくまで、傾向であり、0↔100では当然ありません。




音声解説の部分を切り出しますと、

腰椎1番は身体を上下でバランスをとる傾向にあります。


体癖論では、1種と2種と言われている2つのタイプに分類されます。

このタイプはいずれも、脳にエネルギーが集まりやすいと言われています。

この中の
1種は、研究者、専門家、おたくなどに多く、
2種は、小説家、夢想家などのバーチャルな世界をイメージしやすいと言われています。


一方、腰椎5番は前後で身体のバランスをとるタイプのため、
5種の人は、肩幅があり、呼吸器にエネルギーが集まりやすく、
前かがみ、猫背になりやすいという特徴があります。

そして、この1種と5種の体癖は、あまり相性がよくないと言われています。

なぜなら、腰椎の荷重のかかり方と付随した頭の使い方が真逆になることで、思考特性、感受性も真逆になりやすいからです。

1種タイプは、脳にエネルギーが集まるために、
思考特性は、縦軸の深堀り型で、知識の幅よりも深さを重視する傾向があります。

このタイプは専門家、研究者になりやすいです。

ひとつのことをしっかりと極めたいという欲求が強くなると言われています。

そのため、決め事、ルール、時間厳守、権威性を重んじる傾向があり、ルーズなタイプが許せないという感情になる傾向があります。


一方、5種はその真逆でです。

つまり、深堀りが苦手な反面、知識の横幅、つまり複数のジャンルに興味が湧くため、経営者、起業家、アスリートなどに向いていると言われています。

行動力はありますが、時間などにルーズになりやすいため、1種とは相性があまりよくありません。


逆に言うと、この5種の特性が悪い方向にいくとただの器用貧乏、ノウハウコレクターに成り下がるリスクがあります。

1種からみた5種は、いい加減、口だけに見えるし、
5種からみた1種は、堅苦しい、ルールガチガチで面白みにかけて、疲れるといった印象になりやすいです。

あくまで傾向ですので、これがすべてではありません。

この体癖論の解釈では、10タイプの体癖のうち、2タイプを持ち、どちらかが表面上見えていて、潜在的にはもうひとつのタイプが内在していると言われています。

自分のコアテーマとは?
https://youtu.be/CgeXA5M3YYM

現在、山梨県で執筆業をしております。 早稲田大学教育学部教育心理学専修卒業。 東証一部上場、外資、ベンチャー企業を経て、 ブロガー、ライターとして起業。