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なぜ、成功したのか。

ある会社について「なぜ、この会社はうまく行っているのか」という質問を受けたんですよね。

もちろん、あれこれ理由を並び立てることはできるんですが、それらを聞いても、質問者はイマイチ納得しない。

いや、わかる。わかりますよ。
どの理由も「反論」可能ですからね。

そうすると、もはや答えはただ一つ。
「運が良かったから」になる。

なぜ?なぜ?なぜ?と、延々と突き詰めていけば、辿り着くのは、全て「運」なんですよ。

なにかが、どこかで、すこしでもズレていたら、うまくなんていかなかった。
会社に関して言えば、ある程度の規模になるまでは、基本的に一本足打法でやるしかない。単一事業にベットして、立ち上がらなければ潰れる。

だから、本質的には、成功の要因なんて探しても無駄。
うまく行ったから、うまく行ってる。
それ以上でも以下でもない。

とはいえ、その場その場で、できることはやり切ったから、うまく行ったという側面はある。

何を言ってるのかというと
「うまく行かせるために何をしたのか?という努力の話」

「うまく行った理由」
の、どちらの話をしてるのか、質問者が理解しておくべきなんですよ。

前者であれば、あれこれ語れる。再現性を求めて学べる。
後者は、運。

まぁ、運気を上げるためにできることは、基本的に殆どない(迷信の類しかない)ので、なんにしても「努力の仕方」を考えてくしかないよね。成功したいのならば。

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