見出し画像

打ち合わせドリブンでプロジェクトを回す

打ち合わせのセット、ということをしっかりできれば、最低限のプロマネ(プロジェクトマネジメント)業務は遂行できます。

進め方と会議体

いつまでに、何ができていないといけないか。
そこに向けて、どういう順番で、何をどう決めていくのか。
これが「進め方」です。

これを定められれば、あとは、

  • いつ、どんな打ち合わせが必要か

  • その場では、何を合意すればいいか

  • その合意は、誰と誰で行うのか(出席者)

  • 合意に至るためには、どういうインプット情報が必要か

  • そのために、どういう準備をする必要があるか

という風に打ち合わせ単位に落とし込めます。さらに加えて

  • 準備のために、別の打ち合わせが必要ではないか

  • その打ち合わせでは、何を決めるのか

  • それは、誰と話せば決まるのか

  • それを決めるためには、どういうインプット情報が必要か

  • そのために、どういう準備をする必要があるか

と、考えられれば、より小さくて実務的な会議体まで設計できます。

大切なのは「目的」と「準備」

多くの人は打ち合わせの目的を定められません。
そして、打ち合わせに対して適切な準備をしてきません。

オープンに討議する、というのは、一般的には禁じ手です。
禁じ手なのは分かりつつ、仕方なく開催した、という場合も99%失敗におわります。

では、ノー準備でも成功する1%ってなに?となるわけですが、それは

■その場に、アドリブですべてをまとめられる超優秀な進行役がいた
■参加者が全員優秀且つ空気を読める人達だった
のいずれかです。

まぁ、普通は、そんなことは起こり得ません。
また、「アドリブですべてをまとめられる超優秀な進行役」は、その役割を押し付けられ続けると、そのうちブチ切れて、そういう打合せに二度と参加しなくなります。(あるいは、その役割を放棄して、ミーティングが失敗に終わるのを傍観するようになります)

ですから「ノー準備でオープン討議」なんて馬鹿なことを繰り返しても、誰も幸せにならないのです。
いま、この瞬間から、脳内を切り替えてください。肝に銘じておきましょう。魂に刻み込みましょう。

準備なくして成功なし。

いいなと思ったら応援しよう!

thinkaholic/シンカホリック
いただいたサポートは、このnoteで紹介する書籍の購入に使わせていただきます。