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武勇伝を語らない

おぢさんなので、仕事における武勇伝のひとつやふたつあるわけですが、最近、語ることが少なくなってきたように思います。
まったくない、と言い切れないところが人間の弱さみたいな感じがしますね。我ながら。

なんで減ったのかなと思って考えていたのですが、

  1. 説教くさくなるので、相手のみならず自分もつまらない

  2. 内容が古すぎて、相手の参考にならない

  3. 加齢により記憶から消えてきた

みたいな理由が思いつくわけです。

1については、王道of王道なんですけど、おぢさんは、存在自体が説教くさいのです。そこに、ガチの説教くささを足し合わせるのは悪魔合体感がヤバい。全力で避けるべきですよね。

2は、「タメになる武勇伝」のパターンですね。仕事のやり方とか、スキルの上げ方とか、そういう奴なんですが、かつては有意義なアドバイスになり得たものであっても、いかんせん10年20年前の経験に基づくものも多いので、現代の若者のお役に立てるとは思えない。

3は、自虐っぽいんですが、いや、ほんとの話ですよ。忘れるんです。何もかも。だから、なんか話してください、と言われても出てこない。だから、話せない。

まぁ、どうしたところで老害扱いされる未来しか見えないので(既にされているかもしれないですしね)、可能な範囲で老害感を減らす努力はしていくべきだと思うと、武勇伝を語る機会は少なければ少ない方が良さそうな気はします。

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