【英文法の小径】have (got) to〈助動詞〉その二
日常会話でよく用いられる[have got to]の形について一度整理しておきましょう。
I’ve got to go now.
意味は 'I have to go now.' と同じ。例文のように、縮約形(I've got to)でよく用います。ちなみに、[have got to]の ‘have got’ は get の〈現在完了形〉ではありません。
否定文や疑問文をつくるのに ‘do’ を使いません。否定形は have の後に not を加える。疑問文は主語と have の語順を逆にする。We don’t have got to pay …Do we have got to take …?
[have got to]は通例、現在形で用います。また、他の助動詞の後に続けるような使い方はしません。I had got to study …I’ll have got to study …
I’ve got to go now. => I got to go now. => I gotta go now.
アメリカ英語の特にくだけた話し言葉では ’ve が省かれたり、さらには ’got to’ が発音どおりに’gotta’ とつづられることもあります。ただし、'gotta' については ’incorrect’(正しくない)と考える人も少なくなく、辞書によっては 'non-standard'(標準ではない)と表示されています。
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