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目を見て話せる日が早く戻りますように

フルリモート勤務がはじまって、何日経過しただろうと思いカレンダーをさかのぼってみるも、まだたったの数日だった。

外に出られない環境、そして誰にも会えない日々はこれほどにも辛く、胸が締め付けられるのか。


「会わないことが、会いたい人を守る」


Twitterでみかけたキャッチコピーが、ぐっと出かける衝動をおさええくれてる。こんなことなら会ったときに伝えておけばよかっただなんて、いまさら後悔が押し寄せてきていて、つらい。

最近はもっぱらzoomでの会話が増えた。でも、直接目を見て会話ができる日はいつになるのだろうか。アプリの速報が今日も都内の感染者数を更新したと知らせてくる。

旅は当たり前にできるものではなく、世界が平和だからこそできる。まさか、最強のパスポートを所持していても旅ができない日が来るなんて、思ってもいなかった。

誕生日はマルタ島で迎えて、仕事でハワイも行けるかもしれない。また社員旅行も海外に行けるかな。なんて思っていたけれど、今は会いたい人にも会えやしない。

※ ※ ※

一日に何度も考える。自社も心配だけど前職の旅館は大丈夫だろうか。新型インフルエンザの比じゃない被害だ。

接客の仕事がしたくて選んだ旅館での仕事。仲居の仕事をはじめた時に、お客さんの動きを観察することが自然と増えていった。

目を見て話すことはもちろんこれまでもしていたけれど、より目の動きを追いかけるようになった。

人の目をみていると何故か安心する。(好きな人の目は恥ずかしくてうまく見れない)言葉をかわさなくても表情と合わせて目の動き、視線、目線から伝わってくるものは結構あるんじゃないかな。だから、人の表情の変化に敏感になってしまった。

zoomは目を見て話している感覚があまりなく汲み取りにくい時がある。しかも、mtgのときにしか表情が見れない。顔が見れるだけで安心するけれど、はやくお互いの目を見て話すときが戻ってきてほしいな。

そして、こんな時でも対面で仕事をこなしている行政の人、お店の人、接客業に携わってる全ての人には感謝の気持でいっぱいだ。感染するかもしれないリスクを負いながらも対応してくれている。

接客業の名残なのか、他のお店に買い物やご飯を食べに行っても笑顔で対応してしまうことが多い。対ヒトとの仕事は何かと気を遣うことが多いことを知っているので、ついつい接客業の名残で対応してしまう。もうこれは体からぬけないんだろうなぁ。

それもあってか、店員さんに横柄な態度を取る人は好きじゃない。

「マスク何で売ってないんだ!」ってお店に殺到する人、お店の人に罵声を浴びせる人、ほんとうにやめてほしい。自分の娘や息子たちがアルバイト先でそんなこと言われてたら絶対に嫌でしょ。お店の人たちは悪いことなんてなにもしていない。

みんな不安なのは同じ。

どんな時でも相手の気持を考えることができるひとでありたいと思う。

ありがとうございます!これからも旅先や日常で感じたことを綴っていきたいと思います。旅で世界を、もっと素敵に。