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結局、教育が育むのは“人間力”だった
どうも、中村です!
最近、専門学校のブランディングに関わる中で、10以上の学科を担当する先生方に直接お話を聞く機会がありました。いろんな学科の先生方と話をしていると、一つの共通点に気づきました。それは、「どんな学びも最終的には人間力に行き着く」ということです。
先生たちは、生徒が就職して社会で活躍できるように、必要な技術やスキルを教えるために努力しています。でも、先生方のお話で特に印象的だったのは、どんなに技術があっても、それだけでは十分じゃないということ。実際に社会で活躍するためには、「人間力」や「コミュニケーション力」がもっと大切だとおっしゃっていました。
専門学校の役割とは?
専門学校は、生徒たちが就職するためのスキルを学ぶ場所です。それだけでなく、生徒たちが「豊かな人生」を送れるようにサポートする役割も担っています。そのためには、就職先の会社が求めるスキルや知識をカリキュラムに取り入れることが必要です。でも、それだけでは不十分です。
技術やスキルは大切ですが、それを活かすための基盤となる「人間力」を育てることがとても重要です。人間力が育てられる環境がなければ、生徒たちが社会に出たときに本当に必要な力を発揮するのは難しいのかもしれません。
技術と人間力の違い
「技術やスキルは現場で教えることができる。でも、人間力はゼロから教えるのは難しい」。この言葉に僕はとても納得しました。
たとえば・・・
礼儀正しさ:人に対する敬意を持つこと
チームで働く力:一緒に仕事をする仲間と協力する力
相手のニーズを理解する力:お客様や同僚の気持ちや考えを察する力
こうした人間力は、学校や家庭で少しずつ身についていくものです。一方で、専門知識や技術は、社会に出てからも身につけることができますが、土台となる人間力がないとスキルを活かすことが難しいですよね。
人間力とは何か?
人間力は、簡単に言えば「人としての魅力や力強さ」のことです。これは生まれつきのものだけではなく、経験や教育を通じて育てることができます。
たとえば、
コミュニケーション力:自分の考えを伝え、相手の意見を理解する力
共感力:人の気持ちに寄り添う力
自己肯定感:自分を信じて前に進む力
こうした力は、学校のテストでは測れないものですが、社会ではとても重要な力です。人間力を持っている人は、人から信頼され、どんな困難にも立ち向かい、自分らしい人生を歩むことができるはずです。
教育の本質は「人間力」
教育の目的は、ただ「良い成績を取ること」ではありません。先生方も、「生徒たちに社会に出て役立つ力を身につけてもらいたい」と思っていらっしゃいます。その中で、技術やスキルを教えることはもちろん重要ですが、同時に「人間としての魅力や強さ」を育てることも、とても大切だと感じます。
僕自身、専門学校のブランディングを進める中で、人間力の重要性を改めて実感しています。また、今は専門学校だけでなく、こども園のブランディングにも関わっています。こども園は保育園と幼稚園の良いところを組み合わせた場所で、小さな子どもたちが成長していくための大切な環境です。どちらの仕事も「教育」がテーマですが、対象が違うだけで、根っこにある考え方は共通していると感じていて、「教育は人間力を育てるもの」ということです。
結局のところ、教育の本質は「人間力」。この力があれば、どんな環境でも自分らしく生きていくことができるはずです。
それでは、また!
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