【20世紀末news】~英・トラファルガー広場から鳩4千羽が消える~
1996年3月8日のイギリス各紙の記事、として紹介されてました。
イギリスはロンドンの中心地にあるトラファルガー広場は、イギリスのネルソン提督が、ナポレオン1世のイギリス本土上陸を断念させた、1805年のトラファルガー海戦の勝利を記念して作られたものです。
そしていつしか、観光客よりも多いとさえ言われる、広場に集まる鳩が名物のひとつとなっていました。
ところがー。ここ最近、トラファルガー広場から4千羽もの鳩が行方不明になっているとのことです。
犯人と目される男がおり、その男は年齢20歳前後で、週に3回ぐらい、トラファルガー広場に現れ、豆でおびき寄せた鳩を1度に40羽ほど大きな箱にいれて持ち帰っているらしいです。
目撃者がその行為をとがめると、『鳩レースの団体の為に集めている』と言ったそうですが、警察の調査結果、該当するレース団体は存在しませんでした。
警察では、捕まえられた鳩はレストランに売却されて、パイにして売られているのではないかと見ているようです😱。
関係者はこう言います。
「ここままでは数か月以内にはハトがトラファルガー広場からいなくなってしまう」。
さて、その心配は杞憂で、無事犯人は捕まったのでしょうか。そこまでは書かれていません🤔。
ハトってパイの具になるんですね。
そういえばアガサクリスティのドラマで『24羽の黒つぐみ』と言う作品がありました。
これは、童謡マザーグースの『6ペンスの歌を歌おう』の歌詞の一部から採られています。
ちなみに、日本でも狩猟禁止になるまでは、黒ツグミは捕獲されて、焼き鳥にされていたそうです😆。
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