人生で読むべき名著・世界的作品1000選【芸術・美術・音楽編】
美術館や博物館が好きです。知的好奇心が刺激されるから?新しい着想を得られるから?言語化できない表現に出会えるから?
理解不能の領域に達してしまっている作品を通して、作者の思考を辿ろうとして、結局よく分からなくて…そんな作品たちも絶対既存の何かに影響されているはず。
ということで、万物を分類してそれぞれのジャンルの代表的な作品を俯瞰してみるnoteシリーズ「芸術・美術・音楽編」は、多趣味お待ちかねアートのジャンル一覧です。それぞれの作品が後の作品にどう影響を与えてきたのか、じっくり考えたいけどとりあえず全体的な概観を見ていきたいと思います。
まとめ方法は、日本の図書館で広く使われている図書分類法である日本十進分類法で、それに関する代表的な作品を3種ずつ記載していきます。
もちろんAIで、要約付きで出力してもらいます。
00/10/20 総記・哲学・歴史編 ↓
30 社会科学編 ↓
40 自然科学編 ↓
50/60 技術・工学・産業編 ↓
70 芸術・美術・音楽編 → このページ
80/90 言語・文学編 → 次回
芸術・美術・音楽のページではそれぞれ三桁まで出力。ジャンルに合わせて、著書・作品・代表作・起源・特徴とプロンプトを書き換えて確認。
AIならではの特徴量が高い=引用回数が多い=重要な作品を把握しておけば、アートがもっと楽しめるようになります。
700 芸術、美術
『芸術とは何か』 - レオ・トルストイ
芸術の本質や社会への影響について論じた哲学的名著。『芸術と文明』 - クライヴ・ベル
芸術と文化の進化に関する考察をまとめた著作。『芸術と社会』 - ハーバート・リード
芸術が社会に果たす役割について議論した理論書。
701 芸術理論、美学
『美学』 - イマヌエル・カント
美や崇高について哲学的に探求した古典的名著。『芸術と視覚』 - ルドルフ・アルンハイム
視覚芸術の心理学的基盤を解説した書籍。『現代美学入門』 - 高橋義人
美学の基本概念とその現代的な適用について解説した日本の著作。
702 芸術史、美術史
『美術の物語』 - E.H. ゴンブリッチ
西洋美術の歴史を初心者向けに分かりやすく解説した名著。『ルネサンスの美術』 - ケネス・クラーク
ルネサンス期の美術作品とその背景を探る書籍。『日本美術史』 - 辻惟雄
日本の美術史を時代ごとに詳述した著作。
703 参考図書(レファレンスブック)
『世界美術大全集』 - 朝日新聞社(編集)
世界各国の美術作品とその背景を網羅的に収録した全集。『美術用語辞典』 - 美術出版社
美術に関する専門用語を解説した辞典。『アートガイドブック』 - ローラ・パターソン
美術館巡りや作品鑑賞のための実用的なガイド。
704 論文集、評論集、講演集
『芸術論集』 - ジョン・ラスキン
美術や建築についての批評を収めた論文集。『美術評論集』 - アンドレ・マルロー
美術における創造性と歴史的意義について考察した評論集。『現代アートの視点』 - 植田実
現代アートに関する講演やエッセイをまとめた日本の著作。
705 逐次刊行物
『アートフォーラム』 - アートフォーラム編集部
国際的な現代アートの動向を扱う専門誌。『美術手帖』 - 美術出版社
日本美術に関する情報を網羅する定期刊行物。『芸術新潮』 - 新潮社
芸術や美術に関する最新情報や評論を収めた月刊誌。
706 団体
『アーツ・カウンシルの活動と未来』 - ジョン・ホプキンス
アート団体の活動内容とその役割を論じた書籍。『日本美術協会の歴史』 - 山田太一
日本美術協会の設立とその影響を記録した著作。『国際芸術団体の現状』 - キャロル・スミス
国際的な芸術団体の活動と課題を紹介する書籍。
707 研究法、指導法、芸術教育
『美術教育の基礎』 - マックス・A・クライン
芸術教育の基本的な理論と実践方法を解説した書籍。『創造性を育む教育』 - 大江健三郎
芸術を通じた創造性の開発について論じた日本の著作。『現代アートの教育』 - パトリシア・ホワイト
現代アートを題材にした教育の可能性について探る書籍。
708 叢書、全集、選集
『ピカソ全集』 - ピカソ研究所(編集)
ピカソの全作品を網羅した大規模な叢書。『近代美術全集』 - 美術出版社(編集)
近代美術の重要作品を時代順に収めた全集。『日本画選集』 - 上村松園(監修)
日本画の代表作をテーマごとに集めた選集。
709 芸術政策、文化財
『文化財保護の理論と実践』 - ルイス・H・ファーガソン
文化財保護の重要性とその方法を解説した著作。『日本の文化財政策』 - 石川光男
日本における文化財保護政策の現状と課題を考察した書籍。『ユネスコと文化遺産』 - マイケル・E・ブラウン
ユネスコの文化遺産保護活動とその意義について述べた書籍。
710 彫刻
『ダビデ像』 - ミケランジェロ
ルネサンスを代表する彫刻。美術史における完璧な人体表現とされる。『考える人』 - オーギュスト・ロダン
哲学的思索を象徴する有名なブロンズ彫刻。『ヴィーナス・デ・ミロ』 - 作者不詳
古代ギリシャの美の象徴として有名な彫刻。
713 木彫
『法隆寺 釈迦三尊像』 - 鞍作止利
日本最古の木彫仏像の一つで、飛鳥時代を代表する作品。『キリスト磔刑像』 - 作家不詳(ゴシック期)
ヨーロッパ中世の教会に多く見られる宗教的木彫像。『奈良大仏』の一部木造部 - 仏師・公慶
奈良時代の大仏復興過程で一部木彫が活用された。
714 石彫
『スフィンクス』 - 作者不詳
エジプトのギザにある神秘的な巨大石彫。『パルテノン神殿の彫刻群』 - フィディアス
ギリシャ古典美術の象徴であり、神々の場面が描かれている。『モアイ像』 - 作者不詳
イースター島の独特な文化を象徴する巨大な石像群。
715 金属彫刻、鋳造
『自由の女神』 - フレデリック・オーギュスト・バルトルディ
アメリカの象徴である巨大な銅製彫刻。『パルメンティエの門』 - ロレンツォ・ギベルティ
イタリアのルネサンス期のブロンズ彫刻作品。『真鍮のペルセウス』 - ベンヴェヌート・チェッリーニ
ギリシャ神話を題材としたブロンズ彫刻。
717 粘土彫刻、塑造
『テラコッタ戦士』 - 作者不詳
中国秦の始皇帝陵にある約8000体の粘土兵士像。『バリ島の伝統粘土像』 - 現地職人
バリ島の宗教的儀式に用いられる粘土彫刻。『ヘンリー・ムーアの粘土模型』 - ヘンリー・ムーア
大型彫刻の制作過程に使われた重要な作品群。
718 仏像
『盧舎那仏像』 - 作者不詳
奈良・東大寺大仏で知られる、日本最大の仏像。『阿修羅像』 - 作者不詳(興福寺)
奈良時代の三面六臂を持つ優美な仏像。『千手観音像』 - 運慶
鎌倉時代の彫刻家による精密な仏像。
719 オブジェ
『泉』 - マルセル・デュシャン
日用品(小便器)をアートに昇華した前衛的作品。『風船犬』 - ジェフ・クーンズ
ポップアートの代表作として知られる巨大オブジェ。『雲の柱』 - アンニャ・ガリス
モダンアートにおける抽象的な彫刻オブジェ。
720 絵画
『モナ・リザ』 - レオナルド・ダ・ヴィンチ
世界で最も有名なルネサンス絵画。『ひまわり』 - フィンセント・ファン・ゴッホ
印象派を代表する花をテーマにした名作。『ゲルニカ』 - パブロ・ピカソ
戦争の悲惨さを象徴的に描いた大作。
721 日本画
『風神雷神図屏風』 - 俵屋宗達
江戸時代の日本画を代表する二神を描いた作品。『東海道五十三次』 - 歌川広重
浮世絵風景画の傑作シリーズ。『松林図屏風』 - 長谷川等伯
墨一色で描かれた幽玄な自然表現。
722 東洋画
『清明上河図』 - 張択端
宋代の都市の賑わいを細密に描いた巻物絵画。『韓熙載夜宴図』 - 顧閎中
中国五代十国時代の宴席風景を描いた名作。『富春山居図』 - 黄公望
元代の文人画家による壮大な山水画。
723 洋画
『最後の晩餐』 - レオナルド・ダ・ヴィンチ
キリストの弟子たちとの最後の食事を描いた傑作。『夜警』 - レンブラント・ファン・レイン
光と影の対比を活かしたオランダ黄金時代の名画。『草上の昼食』 - エドゥアール・マネ
印象派の先駆けとなった論争的作品。
724 絵画材料・技法
『テンペラ画』 -
初期ルネサンスで多用された卵を媒介とする技法で制作された作品群。『油彩画』 -
油絵具を用いたレンブラントやフェルメールらの伝統的技法。『フレスコ画』 -
壁画技法でミケランジェロのシスティーナ礼拝堂天井画が有名。
725 素描、描画
『三美神の素描』 - レオナルド・ダ・ヴィンチ
人体研究と美学を兼ね備えた下絵。『老人の頭部』 - ミケランジェロ
彫刻のための緻密な準備素描。『耳の素描』 - アルブレヒト・デューラー
繊細で正確なデッサンの代表作。
726 漫画、挿絵、児童画
『ドラゴンボール』 - 鳥山明
世界中で愛されるバトル漫画の金字塔。『ピーナッツ』 - チャールズ・M・シュルツ
スヌーピーやチャーリー・ブラウンで有名な連載漫画。『きかんしゃトーマス』 - レヴ・W・オードリー
子ども向け絵本の挿絵シリーズとしても有名。
727 グラフィックデザイン、図案
『ニューヨーク地下鉄マップ』 - マッシモ・ヴィネッリ
ミニマルで機能的なデザインの代表例。『ミュンヘン・オリンピックポスター』 - オトル・アイヒャー
現代デザインに大きな影響を与えた視覚表現。『Swiss Styleのポスター』 - ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン
タイポグラフィの極致を示すデザイン作品。
728 書、書道
『蘭亭序』 - 王羲之
中国東晋時代の書道の最高傑作とされる草書作品。『両界曼荼羅』 - 空海
平安時代の密教経典の中で展開された書の代表作。『不動明王像』伴う書』 - 明恵上人
仏教的な祈りの書としても評価される名作。
730 版画
『大波』 - 葛飾北斎
浮世絵版画「冨嶽三十六景」の中で最も有名な作品。『シュプレマティスム』 - カジミール・マレーヴィチ
幾何学形態を取り入れた抽象版画の代表作。『キャンベルスープ缶』 - アンディ・ウォーホル
ポップアート版画の象徴的作品。
733 木版画
『雨中の月』 - 月岡芳年
江戸後期から明治にかけての木版画の名作。『天橋立図』 - 宮本武蔵
剣豪が手掛けた木版画風の作品。『三橋図』 - 司馬江漢
西洋技法を取り入れた初期木版画。
734 石版画(リトグラフ)
『ジャポニズム・ポスター』 - アルフォンス・ミュシャ
リトグラフで制作された華麗なアール・ヌーヴォーの代表作。『ブルー・ヌード』 - アンリ・マティス
石版画の柔らかい色彩と形態の融合を示した作品。『カフカの肖像』 - パブロ・ピカソ
作家の特異な表情を捉えたリトグラフ作品。
735 銅版画、鋼版画
『眠れるヴィーナス』 - ルーカス・ファン・レイデン
初期ルネサンスの銅版画の傑作。『地獄のフレスコ』 - フランシスコ・デ・ゴヤ
暗く激しい主題を持つ鋼版画作品。『メランコリアⅠ』 - アルブレヒト・デューラー
象徴主義を多分に含む精緻な銅版画。
736 リノリウム版画、ゴム版画
『リノカット版画の抽象』 - パブロ・ピカソ
リノリウムを用いた実験的な抽象作品。『自然の断片』 - エリック・ギル
ゴム版画で制作された自然モチーフの作品。『現代のリノリウム作品』 - アンジェラ・グレゴリー
抽象的な視覚表現の探求を反映した作品。
737 写真版画、孔版画
『マリリン・モンロー』 - アンディ・ウォーホル
シルクスクリーン技法によるポップアートの象徴。『夜の記憶』 - マヌエル・アルバレス・ブラヴォ
写真と版画を融合させた幻想的な作品。『現代のポートレート』 - ロバート・ラウシェンバーグ
写真版画を通じた人物の実験的表現。
739 印章、篆刻、印譜
『漢印』 - 作者不詳
中国・漢代に制作されたシンプルで力強い印章。『隷書系篆刻』 - 呉昌碩
清代の篆刻家による優れた篆刻作品。『吉祥文様印』 - 富岡鉄斎
日本の篆刻で伝統と個性が調和した名作。
740 写真
『アフガンの少女』 - スティーブ・マッカリー
ナショナルジオグラフィック誌で広く知られる肖像写真。『月面の地球』 - ウィリアム・アンダース
アポロ計画で撮影された地球の象徴的写真。『昼食中の労働者』 - チャールズ・C・エッベッツ
ニューヨーク高層ビル建設時の労働者を捉えた歴史的写真。
742 写真器械・材料
『ライカI』 - オスカー・バルナック
小型カメラの原型を作り上げた革新的製品。『コダック・ブラウニー』 - ジョージ・イーストマン
写真を一般大衆へ普及させた歴史的カメラ。『ポラロイドランドカメラ』 - エドウィン・ランド
即席写真技術を可能にした革命的な器械。
743 撮影技術
『ゾーンシステム』 - アンセル・アダムス
写真の露出と現像をコントロールする技法。『ストロボ写真』 - ハロルド・エジャートン
高速現象を捉えるフラッシュ撮影技術。『パノラマ写真技術』 - 作家不詳(19世紀)
ワイドな視野を撮影するための初期技術。
744 現像、印画
『ダゲレオタイプ』 - ルイ・ダゲール
世界初の商業写真現像技法。『ゼラチン乾板』 - リチャード・マドックス
写真の感光材料として広く使われた技術。『カラー現像プロセス(C-41)』 - コダック
現代のカラーフィルム現像技術の基盤となるプロセス。
745 複写技術
『シアノタイプ』 - アンナ・アトキンス
植物の複写に使用された青写真技法。『ゼロックスコピー』 - チェスター・カールソン
革新的な複写機技術の基礎を築いたプロセス。『3Dスキャニング』 - 現代の技術者たち
物体をデジタルデータとして再現する最先端技術。
746 特殊写真
『赤外線写真』 - 作家不詳(20世紀)
目に見えない光を可視化した技法。『X線写真』 - ウィルヘルム・レントゲン
医学や科学に革新をもたらした技術。『高速度写真』 - ハロルド・エジャートン
弾丸の飛翔などを捉えた科学的写真。
747 写真の応用
『航空写真』 - 作家不詳(第一次世界大戦期)
戦争や地形測量に活用された写真技術。『医療画像写真』 - 作家不詳(20世紀)
レントゲンやMRIの医療用応用写真。『ドローン撮影』 - 現代の技術者たち
高所や危険地域での撮影を可能にした新技術。
748 写真集
『アメリカンス』 - ロバート・フランク
アメリカ社会の本質を捉えた写真集。『ライフ』特別編集写真集 - 作家複数
歴史的瞬間を集めた有名な写真集シリーズ。『人間家族』 - セバスチャン・サルガド
世界中の人々の生活を記録した作品集。
749 印刷
『グーテンベルク聖書』 - ヨハネス・グーテンベルク
活版印刷技術による最初の大量生産された書籍。『浮世絵木版』 - 歌川広重
日本の印刷技術の精髄を示す浮世絵。『シルクスクリーンポスター』 - アンディ・ウォーホル
商業印刷とアートを融合させた作品。
750 工芸
『赤絵細描花瓶』 - 九谷焼
日本の伝統的な陶磁器装飾技術で作られた花瓶。『ハミルトン宮殿のガラス食器』 - ロブマイヤー
チェコのクリスタル工芸を代表する作品。『ロイヤル・コペンハーゲン磁器』 - ロイヤル・コペンハーゲン社
デンマークの手描き磁器の代表的な工芸品。
751 陶磁工芸
『清朝粉彩花瓶』 - 中国・清代
細密で色鮮やかな花柄が特徴の磁器作品。『メイセン磁器の人形』 - ヨハン・ヨアヒム・ケンドラー
ドイツの磁器工房で制作された人形作品。『備前焼花入』 - 備前焼
日本の焼き締め陶器の伝統的な代表作。
752 漆工芸
『螺鈿細工箱』 - 室町時代の日本工芸
漆塗りに螺鈿装飾を施した高級工芸品。『黒漆金銀蒔絵鞍』 - 江戸時代
伝統技術を駆使して作られた鞍の美術工芸品。『青花金彩壺』 - 中国・清代
蒔絵と漆工芸を組み合わせた豪華な装飾品。
753 染織工芸
『大島紬』 - 鹿児島の伝統工芸
絹織物の代表作であり、日本の伝統的衣装素材。『インドのパシュミナショール』 - インド工芸
カシミール地方の高級織物で作られたショール。『ゴブラン織』 - フランス
壁掛け装飾に用いられる細密な織物。
754 木竹工芸
『桂離宮の木工芸』 - 日本・江戸時代
日本建築と一体化した木工芸の名品。『曲げわっぱ弁当箱』 - 秋田杉工芸
自然素材を活かした日本伝統の工芸品。『バンブーランプ』 - フィリピン工芸
竹を用いたデザイン性の高い照明器具。
755 宝石・牙角・皮革工芸
『ファベルジェの卵』 - カール・ファベルジェ
ロシア皇帝のために制作された宝石装飾の傑作。『象牙彫刻の弥勒菩薩像』 - 中国・明代
精巧な象牙彫刻技術を用いた仏教工芸品。『エルメスのバーキンバッグ』 - エルメス
高級皮革製品の中でも象徴的な存在。
756 金工芸
『太陽の船』 - 古代エジプト金工芸
金細工を使った宗教的儀式の船模型。『フィリグリー細工のブローチ』 - イタリア・ルネサンス期
緻密な金線を編んだヨーロッパの工芸品。『金蒔絵杯』 - 江戸時代の日本工芸
日本の漆工と金工を融合した伝統品。
757 デザイン、装飾美術
『アルフォンス・ミュシャのポスター』 - アール・ヌーヴォー
華麗な装飾美術とグラフィックデザインの融合。『クリストファー・ドレッサーの陶器デザイン』 - イギリス
19世紀後半の近代デザイン運動を先導した作品。『チャールズ・レニー・マッキントッシュの家具』 - スコットランド
アール・ヌーヴォーとモダニズムの先駆けとなったデザイン。
758 美術家具
『ルイ15世スタイルの机』 - フランス・ロココ時代
華やかな彫刻と装飾が特徴の家具作品。『チャールズ・イームズのラウンジチェア』 - モダニズム
快適性とデザイン性を兼ね備えた椅子。『桂離宮の床の間家具』 - 江戸時代日本
シンプルで実用的な美術家具の例。
759 人形、玩具
『リカちゃん人形』 - 日本
子ども向けのファッションドールで長年愛されている玩具。『バービー人形』 - マテル社
世界的に人気のファッションドール。『マトリョーシカ』 - ロシア
入れ子式の木製人形で、伝統的工芸品としても有名。
760 音楽
『第九交響曲(歓喜の歌)』 - ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
世界中で親しまれる交響曲の代表作。『四季』 - アントニオ・ヴィヴァルディ
バロック音楽を代表する協奏曲。『アイーダ』 - ジュゼッペ・ヴェルディ
壮大なオペラ作品で特に有名。
761 音楽の一般理論、音楽学
『音楽の基礎』 - ゲオルク・ヨーゼフ・フォーグラー
音楽理論の基礎を解説した書籍。『和声学』 - ジャン=フィリップ・ラモー
和声の理論的研究の先駆けとなった書籍。『音楽の哲学』 - テオドール・アドルノ
音楽を哲学的に分析した名著。
762 音楽史、各国の音楽
『バロック音楽史』 - クルト・ザックス
バロック時代の音楽の発展を追った書籍。『フォルクローレ音楽集』 - 南米の伝統音楽を収録
各地の民族音楽をまとめた作品集。『日本音楽史』 - 田辺尚雄
日本の伝統音楽の歴史を解説した研究書。
763 楽器、器楽
『スタインウェイピアノ』 - スタインウェイ社
世界中の演奏者に愛される高品質ピアノ。『ストラディバリウス』 - アントニオ・ストラディバリ
イタリアのバイオリン製作の名器。『ドラムセット』 - ルートヴィヒ社
現代の音楽シーンで欠かせない打楽器セット。
764 器楽合奏
『ピアノ五重奏曲』 - フランツ・シューベルト
室内楽の傑作「ます」を含む。『弦楽四重奏曲』 - ヨーゼフ・ハイドン
弦楽四重奏の形式を確立した名作。『管弦楽のための協奏曲』 - ベラ・バルトーク
20世紀の重要な合奏作品。
765 宗教音楽、聖楽
『ミサ・ソレムニス』 - ベートーヴェン
厳粛な宗教音楽の代表作。『マタイ受難曲』 - ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
キリスト受難を描いたバロック音楽の最高峰。『グレゴリオ聖歌』 - 中世ヨーロッパの教会音楽
キリスト教儀式に用いられる伝統的な歌。
766 劇音楽
『魔笛』 - ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
ドイツ語オペラの名作。『カルメン』 - ジョルジュ・ビゼー
フランスの劇音楽で最も人気のあるオペラ。『リング・シリーズ』 - リヒャルト・ワーグナー
壮大な神話をテーマにしたオペラ四部作。
767 声楽
『アヴェ・マリア』 - フランツ・シューベルト
宗教声楽の名作として有名。『誰も寝てはならぬ』 - プッチーニ(オペラ「トゥーランドット」より)
力強いテノールアリアで広く知られる。『ミサ曲ハ短調』 - ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
宗教音楽と声楽の融合の傑作。
768 邦楽
『六段の調』 - 八橋検校
筝曲の伝統的な名曲。『越天楽』 - 雅楽(作曲者不詳)
平安時代から伝わる日本古代音楽。『巣鶴鈴慕』 - 尺八本曲(作曲者不詳)
尺八音楽の代表的な伝統曲。
769 舞踊、バレエ
『白鳥の湖』 - ピョートル・チャイコフスキー
クラシックバレエの金字塔。『くるみ割り人形』 - チャイコフスキー
クリスマスのバレエとして有名。『春の祭典』 - イーゴリ・ストラヴィンスキー
現代バレエの重要作品で革新的な表現を導入。
770 演劇
『ハムレット』 - ウィリアム・シェイクスピア
デンマークの王子を描いた悲劇。『オイディプス王』 - ソフォクレス
古代ギリシャの悲劇文学の代表作。『人形の家』 - ヘンリック・イプセン
近代劇の基礎を築いた家庭劇。
771 劇場、演出、演技
『スタニスラフスキーの演技理論』 - コンスタンティン・スタニスラフスキー
俳優の演技手法を体系化した理論書。『ブレヒトの叙事演劇』 - ベルトルト・ブレヒト
観客に思考を促す演劇手法。『ゼップ・クレアリーの演劇演出』 - 近代舞台芸術を革新した作品。
772 演劇史、各国の演劇
『エリザベス朝演劇』 - シェイクスピアらの劇作家群
16世紀後半の英国演劇の黄金時代。『カブキモノ演劇』 - 日本・江戸時代
歌舞伎に影響を与えた初期演劇様式。『コンメディア・デッラルテ』 - イタリアの即興劇
仮面を用いたヨーロッパの演劇伝統。
773 能楽、狂言
『高砂』 - 世阿弥
能楽を代表する演目で、祝福の意味を込めた演劇。『附子(ぶす)』 - 狂言の代表作
面白いストーリーで広く知られる喜劇的狂言。『羽衣』 - 能楽の伝統演目
天女伝説を描いた幻想的な能の一作。
774 歌舞伎
『勧進帳』 - 江戸時代歌舞伎の名作
弁慶と義経の忠義を描いた演目。『暫』 - 成田屋の代表的な荒事の演目。
圧倒的な迫力で演じられる歌舞伎の名作。『連獅子』 - 親子の絆をテーマにした舞踊劇。
775 各種の演劇
『ウェスト・サイド・ストーリー』 - アーサー・ローレンツ
ミュージカル演劇の傑作。『ペール・ギュント』 - ヘンリック・イプセン(音楽:グリーグ)
ドラマと音楽を融合した演劇作品。『ラ・マンチャの男』 - デイル・ワッサーマン
ブロードウェイで成功した代表的なミュージカル。
777 人形劇
『三匹の子豚』 - イギリス伝統のパペット劇
子どもたちに愛される教育的な物語。『チェコのマリオネット劇』 - チェコ共和国の伝統文化
木製人形を使った精巧な劇。『文楽』 - 日本伝統の人形浄瑠璃
人形と語りが融合した世界的にも評価の高い演劇形式。
778 映画
『市民ケーン』 - オーソン・ウェルズ
映画史上最も革新的とされる作品。『七人の侍』 - 黒澤明
日本映画を代表する名作。『ゴッドファーザー』 - フランシス・フォード・コッポラ
マフィア映画の金字塔。
779 大衆演芸
『ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス』 - イギリス
各種演芸が披露される国際的イベント。『落語』 - 日本の伝統芸能
一人で多役をこなす独特の話芸。『モンティ・パイソン』 - イギリスのコメディグループ
風刺的でシュールなコント形式が特徴。
780 スポーツ、体育
『オリンピック競技』 - 古代ギリシャ起源
世界的なスポーツイベントとして有名。『サッカー』 - イングランド起源
世界で最も人気のあるスポーツの一つ。『ラグビー』 - イングランド起源
団体競技として広く普及したコンタクトスポーツ。
781 体操、遊戯
『新体操』 - ソビエト連邦起源
美しさと技術を兼ね備えた体操競技。『器械体操』 - ヨーロッパ起源
体操競技の中核をなす形式。『ブラインドタッチゲーム』 - 近代的なタイピング練習法
遊戯としても楽しめる学習形式。
782 陸上競技
『100m走』 - 古代オリンピック起源
陸上競技の花形種目。『マラソン』 - ギリシャ(マラトンの戦い)起源
長距離走の象徴的な種目。『走り幅跳び』 - 古代ギリシャ起源
力と技を競うフィールド競技の一つ。
783 球技
『バスケットボール』 - アメリカ起源
世界中で人気のある室内競技。『バレーボール』 - アメリカ起源
チームワークを重視するネット越しの競技。『クリケット』 - イングランド起源
特にイギリス連邦諸国で愛されるスポーツ。
784 冬季競技
『スキー』 - ノルウェー起源
雪上のスポーツで最も普及している競技。『スノーボード』 - アメリカ起源
20世紀に誕生した冬季スポーツ。『アイスホッケー』 - カナダ起源
氷上で行われるスピード感あふれる球技。
785 水上競技
『競泳』 - 古代ギリシャ・ローマ起源
スピードと技術を競う水泳競技。『カヌー』 - インディアン起源
自然を生かした冒険的な水上スポーツ。『水球』 - イギリス起源
チームで行うプール内の球技。
786 戸外レクリエーション
『ハイキング』 - ヨーロッパ起源
自然を楽しむ軽い登山活動。『キャンプ』 - アメリカ起源
野外での宿泊を伴うレクリエーション活動。『ピクニック』 - フランス起源
食事を持参して屋外で楽しむ活動。
787 釣魚、遊猟
『フライフィッシング』 - イギリス起源
特に川魚をターゲットにした釣り。『弓猟』 - 古代起源
弓を用いた狩猟方法。『ルアーフィッシング』 - アメリカ起源
擬似餌を使った釣りのスタイル。
788 相撲、拳闘、競馬
『相撲』 - 日本起源
日本の伝統的な国技。『ボクシング』 - 古代ギリシャ起源
格闘技の一つで、オリンピック種目でもある。『競馬』 - 古代ローマ起源
馬と騎手がスピードを競う伝統的スポーツ。
789 武術
『空手』 - 沖縄起源
打撃技を主とする武道。『柔道』 - 日本起源
投げ技を中心とする武術。『テコンドー』 - 韓国起源
足技を主体とした武術スポーツ。
790 諸芸、娯楽
『マジックショー』 - 古代エジプト起源
観客を驚かせる手品やトリック。『サーカス』 - ローマ帝国起源
アクロバットや動物ショーが含まれる演芸形式。『パントマイム』 - 古代ギリシャ起源
言葉を使わず身体で表現する芸術形式。
791 茶道
『表千家茶道』 - 茶室の中で静けさと美を追求する伝統的な茶道流派。
千利休の精神を受け継ぐ茶道流派の一つ。『裏千家茶道』 - 作法に柔軟性を持たせ、初心者にも親しみやすい茶道を展開。
表千家と並ぶ代表的な茶道流派。『武者小路千家』 - 茶の湯を通じて心の和を大切にする流派。
千利休の精神を基盤にした茶道の一流派。
792 香道
『御家流』 - 格式高い作法と香の種類を吟味する伝統的香道流派。
室町時代に成立した香道の代表的流派。『志野流』 - 香のたき方や鑑賞法に美的感覚を重視する流派。
戦国時代に創始された香道流派。『香組』 - 香りを楽しむゲーム形式で、親しみやすさが特徴。
香りを使った遊びで、日本の文化を体験できる活動。
793 花道(華道)
『池坊流』 - 自然の美を生け花として表現する最古の流派。
最古の華道流派で、仏教と結びついて発展。『草月流』 - 伝統を超えた自由な発想を取り入れた現代的なスタイル。
近代的な自由表現を取り入れた流派。『小原流』 - 盛花やアレンジメントが中心で、家庭でも楽しめる。
盛花様式を特徴とする現代的な華道流派。
794 ビリヤード
『キャロムビリヤード』 - フランス起源
ポケットのない台で行われるビリヤード形式。『ポケットビリヤード』 - アメリカ起源
世界的に人気のある標準的なビリヤード形式。『スヌーカー』 - イギリス起源
複雑なルールが特徴のビリヤード種目。
795 囲碁
『三国志囲碁』 - 中国起源
三国時代に確立されたとされる戦略ゲーム。『手談』 - 日本起源
囲碁の別名として知られる古典的ゲーム。『現代囲碁』 - 日本起源
プロリーグやAI研究にも関連する進化した囲碁。
796 将棋
『平安将棋』 - 日本起源
現代将棋の基礎となった古代の将棋形式。『本将棋』 - 日本起源
江戸時代に普及した現代将棋の前身。『将棋AI』 - 近代日本起源
機械学習により発展した将棋界の新しい形。
797 射倖ゲーム
『ルーレット』 - フランス起源
カジノで最も人気のあるギャンブルゲームの一つ。『ポーカー』 - アメリカ起源
戦略と運を組み合わせたカードゲーム。『スロットマシン』 - アメリカ起源
手軽に楽しめる射倖ゲームの代表例。
798 その他の室内娯楽
『ダーツ』 - イギリス起源
簡単な道具で楽しめる人気の室内ゲーム。『ボードゲーム』 - 古代エジプト起源
家庭で遊べるさまざまな形式のゲーム。『カラオケ』 - 日本起源
音楽と歌を楽しむ現代の娯楽形式。
799 ダンス
『バレエ』 - イタリア起源
貴族文化として発展した舞踊形式。『フラメンコ』 - スペイン起源
情熱的な踊りと音楽の融合。『ブレイクダンス』 - アメリカ起源
ストリート文化から発展したダンススタイル。
雑な個人的感想4点。
一般的にも趣味と呼ばれる分類も出てきて、芸術と趣味はベクトルが近いんだなと再認識。
彫刻から始まる日本十進分類法に大共感。ただ719オブジェで最初に出たのが泉で草。版画の種類にこんなにあるのは知らなかった。写真も俯瞰すると確かに色々あって奥深い。
美術から音楽から演劇まで全てを総合する「映画」の次ってなんだろうって思った。シンプルに削ぎ落として極めていく方向性はいいとして、全部ミックスなら、映像、短尺動画、ゲーム…最近はブームが去ってるけどやっぱりMRとかメタバース路線な気はするな。あとはSF小説の世界観か。
どうぶつの森の博物館と音楽がやっぱりエッセンスを凝縮していたようで、こういう集大成みたいなの好き。
??編に続く。