5月のイケてる音楽12選
令和の時代が幕を開けて、早1ヶ月。
10連休があり、猛烈な5月病に襲われ、真夏日の到来などなど、いろいろあった5月のイケてる音楽を選んだ。
ちなみに、10連休の思い出はVIVA LA ROCKに行ったこと。今年からスタジアムモードになっていて、快適に見れた。導線問題が解消。
真ん中ら辺にいると両ステージが見えるので、新しい出会いがたくさんあった。
フェスの良さは、この新しい出会いに尽きると思う。
①never young beach|STORY
5月で一番聞いたアルバムがネバヤンのSTORY。
5月病の憂鬱を吹き飛ばしてくれたのは、脱力感を伴う楽曲たちだった。
これから、暑くてうっとしい時期にもってこいのアルバム。
②SPINN|SPINN
個人的に去年あたりから注目している、マンチェスターのインディポップバンド・SPINN
知らない人はこんなnote読んでないで、すぐに聴いてほしい。虜になるはず。
爽やか。耳に残るサビやキャッチーなメロディ。本当に完璧。全体的に漂うローファイ感もいい。
The 1975に対抗するようなバンドになってほしい。
③dustbox |The Awakenings
dustboxの作品では、Care Packageが1番好きだったが、今回の作品がその順番を覆した。
メロディックパンクは、速いビートの上にどれだけ綺麗なメロディを乗せられるかだと思う。
そのお手本的な存在がdustboxだ。
さらにdustboxは哀愁漂うメロディを創り出すことにも秀でている。
“20年分の力量”と“まだまだ進化してやるというフレッシュさ”が混同しているのが、今回のアルバムだ。
素晴らしいのでぜひ。
④milet|Wonderland-EP
またもや、かっこいいEPが誕生した。
可愛らしい見た目と壮大な歌声のギャップが魅力の一つ。
今回のEPで一番好きなのが「航海前夜」トラックがめっちゃかっこいいので聴いてみてほしい。
前回の和製アヴリルと書いたが、Siaかも、、
どっちにしろ、miletは偉大なアーティストに引けを取らないくらいに素晴らしい。
J-WAVEのSONAR MUSICのコーナーに出てるので聴いてみてほしい。miletの音楽オタクを垣間見れる。
いつになったらMステに出るのか。ソニーはこの天才はちゃんと売り出せ。
⑤SIX LOUNGE|天使のスーツケース
ロックンロール。
これを聴いて何も感じないやつはクソ野郎だ。
⑥Vampire Weekend|Father of The Bride
心地良い。最高。
⑦NAMBA69|CHANGES
パンクシーンに名盤が誕生した。
メロディックパンクであるし、メタルコアっぽさもあり、イージーコアっぽさもある。ものすごく自由なアルバムになっている。
とにかくやばい。「覚醒」っていう言葉が1番当てはまっているかもしれない。
ツアーファイナルの渋谷公演に行こうと思う。
⑧go! go! vanillas|THE WORLD
バニラズのイメージは、多幸感。聴くだけで幸せになれるという感じだったが、今回のアルバムからは“暗さ”を感じ取れる。
生きていれば良いことだけでなく暗いことがある、というような人間味あふれる感じ。
今までになかったバニラズを堪能できる。
⑨東郷清丸|Q曲
この独特な雰囲気と浮遊感。聴いていて気持ちいい。
boy pabloやJerry Paperなどのゆるくてメロウ、ポップソングを奏でるシンガーがワールドワイドで人気を得ている現象は非常におもしろい。その現象の中に、東郷清丸はいると思う。
ちなみに彼を発見したのもココナッツディスク吉祥寺。
あの店で扱っているアーティストは間違いない!
⑩Official髭男dism|Pretender
良い曲しか作ることができなバンドだなと常々思う。このような音楽がテレビから流れてくるのはすごくいいこと。
本当に何回聴いても飽きない。クセになる。
なぜクセになるのかを考えたときの個人的な見解は、髭男にしか創り出せない独特の“リズムの溜め方”にあるのではないかと思う。
例を挙げると、「もっと違う設定で もっと違う関係で」のところなどなど。
お笑いでいうと、間の取り方に当たるのかな。
11 SIRUP|FEEL GOOD
お洒落すぎる。
音楽をいちいちジャンル分けするのは野暮だと思うけど、SIRUPの音楽はどこにも属さない。ジャンルレスな音楽。
ブラックミュージックを基調にして、誰もが聴けるポップスを創り出すことができるシンガー。
言わずもがな、アメリカのメインストリームの音楽はトラップやヒップホップ。
日本のメジャーシーンでも、そのような音楽やそのエッセンスを取り入れた音楽がチャートの上位に食い込み始めている。米津玄師やNulbarichなどなど。
SIRUPは、2020年代の音楽シーンで、かなり重要なアーティストになるのではないかと思う。
12 Billy Cobb|Zerwee-EP
これはかなりの衝撃的な作品だった。
Zerweeと聞いて連想するのはあのバンドしかいないと思う。笑
Weezreが、素晴らしいアルバムを発売するまで、待つことが嫌になったから、自分で作ってしまったという。
このジャケットや楽曲もWeezerを感じれる。
Weezer好きな人はぜひ聴いてみてほしい。
本当にいい音楽で溢れている。