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舞鶴という街。
2023.4.5-4.29
@京都府舞鶴市の西舞鶴エリア。
「古民家の宿 宰嘉庵」のリニューアルオープン。
「ゲストホテル宰嘉庵 あおい」のグランドオープン。
以上のふたつの宿のオープン準備のために、京都市を離れまして「海の京都」舞鶴市に滞在していました。
「古民家の宿 宰嘉庵」は明治期に建てられた、築130余年のタバコ屋さん。
うなぎの寝床とも言われる町家を一棟貸切タイプの宿としてオープンしました。
2022年までは一棟のそれぞれを借りて、宿泊していただけるゲストハウスですが、この度リニューアルという形で一棟貸切になりました。
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「ゲストホテル宰嘉庵 あおい」は地域の方達に愛された精肉屋さん。
お店の方達はお店の上に住む、京都らしい職住一体の暮らしがありました。
「ゲストホテル宰嘉庵 あおい」では一階をお食事を楽しんでいただけるように
カウンター付きのカフェに。2階を2組様限定の宿泊スペースにリノベーションしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1683684235667-eIEFNqcZv5.jpg?width=1200)
さてさて、宿の紹介はここまでにして。
4年ほど過ごした京都市内を離れて舞鶴市へ。
知っている人はほとんどいないし、頼れる人なんて本当に一握り。
舞鶴へ行くことの恐怖と舞鶴の新しい環境で過ごすことへの恐怖と京都市内を離れるまで足がすくむ思いでした。
ただ、結果から言えば、行ってよかった。
新しいチームでも自分らしくいられて、自分らしくお仕事をすることができることがわかりました。
ゲストハウスのオペレーションの組み方を知ることができたのもよりよかったです。いつも宿泊しているからわかることもあれば、わからないこともある。
これから場所を持っていきたいと思っている私にとっては貴重すぎる体験でした。
あとは、京都市内にいるという場所の制約から離れることができたことは大きかったと思っています。
というのも、地域での活動をして行くこととって拠点があるということはすごく大切で、その拠点を触媒に広がって行くことが多くあると思うからです。
一方で、僕の場合はどこにいきたいのかが定まっていないにも関わらず、京都に居続けられる状況を継続してしまっていました。
そういった中で、京都を離れることを決めて、舞鶴へ行くことができて、外に出ていくという半歩を踏み出すことができました。
また舞鶴に来てよかったと思うことは、「帰っておいで」といっていただけたこと。
たったひと月ではあったけれど、また来ていいという許可をいただけた。私は何かを成し遂げたわけではないけれど、何かの形で貢献することができたのだろうと思うと嬉しくなります。
縁もゆかりもなかった場所が帰って行く場所になっていく。
これほど舞い上がりたくなることはないです。
魚も米も酒もうまい街、海の見える街、私にとって帰ることができる街。
どうやって帰るかを考えるだけでワクワクします。
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