文献の翻訳

 日本では翻訳されている文献が少ないため、自分で洋書を購入して翻訳しながら読み進めなければなりません。
 今現在、円安の影響が大きく、洋書を購入するにも以前よりも値段が上がってしまいました。

 翻訳する際に、どの訳語を選択するのか、それとも英語読みのままにするのか、などは、理解を深めるために重要な要素かもしれません。
 以前、監訳した『ファンクショナル・メソッド』の翻訳作業は、セミナーのテキストであり、出版もするということで、とても大変でした。
 今になって読み返してみると、「こう訳せば良かった」とか「この訳語(用語)を選択すれば良かった」とか、当時は最善だと思ったところが修正が必要と思われる箇所が見つかることもあります。

 また、オステオパシーの理解度も翻訳に影響するように思われます。
 自分で翻訳を始めた頃よりも、今の方が翻訳が上手くできているように感じます。
 これは翻訳した文献の数が増えたことと共に、オステオパシーの理解度が向上したことによるのではないかと思います。
 それでも、オステオパシーの創成期の文献を翻訳するのは大変ですが・・・。
 今後も必要と思われる文献や興味深い文献を翻訳しつつ、オステオパシーの理解を深めて行きたいと思っています。

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