バリ結婚式を延期しました。#5年後の自分に宛てて書く手紙
2020年の私から、5年後の2025年の未来のあなたに、今日は手紙を書きます。コロナの影響で結婚式を延期することになった今の複雑な気持ちを忘れないために。
今どこに住んでいますか。
結婚式は無事に行えましたか。
今幸せですか。
2019年の年末に起こった新型コロナウィルス感染拡大によって、私たちの住んでいた世界は大きく変わりました。本当に数ヶ月でままたくまに生活が変わり、世界が変わり、国境を越えられなくなり、大人数での集まりは自粛、友人とハグが出来なくなり、国外に住む彼の家族には会えなくなってしまい、そして、私たちは2020年10月26日に予定していたバリでの挙式を延期することを決めました。
日本の結婚式場をいくつか見て、予算、お互いの家族が訪問しやすい環境、家族で水入らず過ごせることを優先して考えて、バリでの海外挙式に決めました。
毎日バリのホテルやプライべートヴィラをネットで探して、見積もりをお願いして日程を調整して、、、せっかく決まった!と思ったんですが、残念延期です。
悲しい気持ち、残念な気持ち、どうしようもないあてのない不安、終わりが見えない未来、たくさんの気持ちがあります。
2020年10月の挙式を2021年4月に延期を決めたのが今年4月、きっと半年待てば情勢は良くなるだろうと思っていました。でも、正直半年待って2021年4月にも行えるかどうかもわかりません。
インドネシア・バリ政府は2020年年内の海外からの観光客の入国を制限すると決定しました。そのため、2021年4月に緩和する見込みも確実ではありません。
日本に住む私たちも、彼の家族が住むイギリス、マルタ共和国でも、帰国後2週間の自宅隔離を行わなければならないなど海外への渡航後の帰国は制限付き緩和です。
企業に勤めている人、学校がある学生にとっては、ホリデイ+2週間の隔離制限はそう簡単には取得することが難しいですよね。私の家族も彼の家族も同じです。
将来設計図、コロナの時期に結婚式を行うこと、家族が世界の違う国々にすんでいること、海外挙式、国際結婚などいろいろな事象が絡み合い、正解のない答えに悩みは募るばかりです。
ヨーロッパと日本と離れて住む私たちの家族が1箇所に集まって顔を合わせて過ごせるのは、この先一生に何回もないと思います。
だからこそ私たちの結婚式が良い機会で、みんなをリードしたいとも思っていましたが、1年延期となると予定もなかなかたてられないし、ましてやコロナの状況がわからない今、結婚式さえ行えるのかわかりません。
私今年34歳になりました。。。そんなに若くないので正直いろいろ焦ってます。
5年後のあなたが「私たちはこう決めたよ!」ってヒントをテレパシーで送ってくれればいいのにな、なんて願ったりもします。
悲しいきもち、不安はつきないけれど、立ち止まって途方にくれるのではなく、せっかくのハッピーイベントなので、前向きに!出来れば実行できるように!時間がある分時間を有効に使って進めたいと思っています。
どうかうまく行きますように。
2021年、春にできるか秋になるかわからあいけれど、バリでの結婚式を無事に迎えて、1週間両家家族水入らずの時間を楽しんでますように。
すごく素敵なプライベートヴィラを選んだので、毎朝パティオで朝食をとって、甥っ子姪っ子とプールで遊んで、素敵な挙式の日を迎えてますように。
前日のバチェラー飲み会で、私の彼と彼のお兄さんとお父さん、きっと私の父と兄とみんなでバーで飲んだくれて騒いでみんな二日酔いで挙式を迎えたんだろうな。
私の父はずっとヴァージンロードを私と一緒に歩くことを楽しみにしてきたので、その夢もかなえることが出来てますように。
日本の挙式と違って、夕方~夜まで食べて飲んで踊っての長い結婚式で組んだから、みんなのやらかし伝説を聞くのが楽しみで仕方ないです。
5年後のあなたはもしかしたらこの時の気持ちをもう忘れてしまってるかもしれませんね。
でもこの時、私たちの家族は私たちと同じように悩んで、一緒に考えてくれました。大変な状況だし、もちろん意見が合わないこともあったけど、あのとき家族みんながケアして私たちの結婚式を応援してくれたから、パニックにならず悲観的にならず前向きに進められたのは、感謝してもしきれません。
そして、きっと今ソファーの隣でくっついてるJがいつも優しく、私が悩んでいると笑顔にしてくれて、両親からのプレッシャーにも負けず、私たちの愛を証明してくれたから今があります。
そんな彼を旦那さまと呼べるアナタはとても幸せです。
生涯大切にしてくださいね。
最後に、あなたに質問です。
これから5年後どんな未来を描いていますか。
どこに住んでも、どんな仕事をしていても、可愛いわんちゃんを買っていても、彼と家族といつも繋がっていられるよう努力を忘れないでください。
健康にも気を付けてね、ついついまだ大丈夫と思うくせがあるから。
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