緊張とプレッシャーから自分本来の力を発揮するためには?
皆さん、仕事やスポーツ、学校などで緊張やプレッシャーを感じる事はありませんか?
「たくさん準備(練習)してきたのに、緊張が出てきて失敗してしまった。」
「練習ではうまくできたのに、本番では失敗ばかり。私は緊張に負けて本番に弱いタイプなんだ。」
と自分を責めてしまう人も多いのではないでしょうか。
私も緊張に弱く、本来の自分を発揮することが出来ずに終わってしまったテストや試合・就活の面接がたくさんあります。何度プレッシャーをコントロールできず、大事な場面で力を発揮することができなかったことか・・
小学生~高校までサッカーをしていたのですが、高校はスポーツが盛んな高校に進学。部内では基礎中の基礎(ボールを止めて、蹴る)は誰よりもうまくできました。練習では...
大きな大会どころか練習試合でもプレッシャーを感じてトラップミスを連発。パスもずれまくりスタメンを勝ち取ることができず、三年間ベンチでした。
社会人となり心理学を学び、時間はかかりましたが不安や緊張に負けずに逆に楽しむ事ができるようになりました。
今回は私が経験して学んだ緊張とプレッシャーに勝つ方法と、心理学に基づいたプレッシャーとの付き合い方を紹介します。
読んでいただければ、これまでの自分が嘘だったような緊張とプレッシャーをうまくコントロールして本来の力を発揮することが出来るはずです。
そして、願う事ならタイムマシンに乗って過去の自分にこの方法を教えてあげたい。そう思うものをご紹介していきます。
緊張とプレッシャーの正体とは?
皆さんは、緊張とプレッシャーにどのようなイメージを持っていますか?
また、緊張とプレッシャーを感じるとどのようになりますか?
緊張とプレッシャーは言葉が違う通り、同じような意味で使われますが、正しくは異なります。
緊張は・・・体の状態。何かを感じ、体がそれに対して反応しているのです
プレッシャーは圧力がかかっている状態です。外からも、自分の内側からもかかるのですが、周囲の期待や自分の不安がプレッシャーを生みます。
そのため、プレッシャーを感じて、その感情を体が緊張として表現しているのです。
ここであなたが緊張をしている時のことを振り返ってみてください。あなたの体がどのようになっているか、思い出せますか?
人は緊張を感じると、心臓の鼓動が高くなる/手に汗をかく/頭に血が上り汗をかく/声が上ずる/呼吸が浅く・早くなる...
など体に異常が発生します。
今、あなたが思い返した「緊張」は人それぞれです。あなた自身が経験した緊張です。
緊張をすると起こる体の変化は情景や感じる大小に関わらず皆同じような反応を示すことがわかっています。不思議だと思いませんか?
それはプレッシャーを感じた結果、緊張して失敗したのではなく、あなたの体が異常状態になっていてそれに対して何にもアプローチしていなかった為に失敗しているのです。
発熱状態や寝不足の状態では本来の実力が発揮できるわけありませんよね?
それが緊張を感じた為、体が異常反応を起こしていたのです。
それでは、緊張やプレッシャーはの正体は何者なのか。解説をしていきます。
緊張やプレッシャーをしている状況をイメージしていただきましたが、たくさんの人に聞いてみてもあなたと同様な状態に体がなります。
緊張やプレッシャーを感じるタイミングや強度は人それぞれなのに。何故でしょうか。
それは、私たち人類が生き残るために遺伝子レベルで遺されてきた、大切な生存本能だからなのです。
これは世界的ベストセラーにもなっているユヴァル。ノア・ハラリ著の「サピエンス全史」でもわかるように、野生動物に襲われる危険が絶えなかった時代から続いている本能です。
もし、サーベルタイガー等の肉食動物に襲われた場合危険を察知する為に体が反応していなければ、私たち人類は生き残っていないでしょう。
・心臓の鼓動が高くなる→判断を早くするために血を心臓に送っている
手が汗をかく→木登りするための滑り止めと考えられています。
・頭に血が上り汗をかく→心臓から伝わる反応を脳が処理しようとし、頭に血が回ってきています。
・声が上ずる→体の重要なものは前身にあります(心臓や主な臓器)。無意識に守ろうとしているため、前かがみ気味となり体が丸まり、のどが狭まると考えられています。
以上の説明のように、緊張やプレッシャーを感じると起こる体の反応は本能によるものであり決してあなたが弱い人間だからではないのです。
緊張とプレッシャーを跳ね返す方法
ここからはどのようにして緊張とプレッシャーを跳ね返すのかを説明していきます。方法は複数あり、人によってベストな方法は異なります。
有料記事で跳ね返す上での重要な考え方と方法を3つ紹介します。
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緊張とプレッシャーをうまくコントロールして本領発揮したい方、是非実践してみてください。
1.呼吸で緊張をコントロールする
緊張の呼吸・壱ノ型、プレッシャー緊張切り!
呼吸は無意識にしていますが、呼吸は緊張をコントロールするのにとても効果的です。
皆さんはよく「緊張をすると深呼吸をするといいよ。」と言われたことがあると思います。深呼吸をするとリラックス効果があり自分のメンタルを安定させる効果があります。呼吸をしている自分にだけ意識を向けて、緊張を一旦どこかへおいてしまうのです。
緊張をコントロールには「息を吸うこと」と「息を吐くこと」を別ものだと思ってください。
息を吸うという行為は外からエネルギーを吸収し、取り込むものだと意識してください。
息を吐くという行為は自分の感情や力を外に吐き出すためのものだと意識してください。
人気漫画・アニメの「鬼滅の刃」も呼吸が何度も出てきます。
主人公も技を繰り出す際に呼吸をしている描写が描かれています。
自分の力を発揮したいときには「息を吸う」のではなく、「息を吐く」事に重点を置くと、力が出やすくなります。
身の回りのもの(クッションや叩いても痛くないもの)にパンチしてみましょう。
一回目はパンチすると同時に息を吸う。二回目は吐きながらパンチをする。
吐き方も強く・短くすると瞬間的に力が出やすいと思います。
緊張をコントロールする時には息を吸うのを短めにして、吐くのを長くするのを心がけて見ましょう。
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