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苦しみの減らし方 幸せの増やし方
2020年11月7日のパイサーン師Zoom説法会(浦崎雅代さんと教育ファシリテーション研究所さん主宰)に参加しました。この記事は、その時に聞きながらタイピングしたメモを元にしていまので、ざっくりした内容です。
このZoom説法会のテーマは
「自分の人生に生じたことを成長の糧にする」。
11月3日と7日の2回行われました。
第2回目のトピックは「自分と他者、そして社会全体の苦しみを共に減らすには?」でした。
【パイサーン師の紹介の時間】
浦崎さん:
前回3日のご説法会では、パイサーン師の説法の素晴らしさを、プラユキ師も力説しておられました。
私のブログもそのパイサーン師の説法を紹介したくて始めました。
パイサーン師の説法は、沢山の方の体験や情報を盛り込まれるのが特徴。
前回(3日の説法)も10人以上方の体験談を盛り込まれていました。
禅の情報も時折使われます。そうした情報を法と結びつけて話される内容が素晴らしいのですね。
前回は「自分のこと」について、受け入れ方、見方を変えると世界が広がるというお話でした。今回は「他者」との関わりです。
(浦崎さんは)「開発僧」という存在がタイにあると耳にして、それから興味を持ちました。
「開発僧」というと、初めは「あるグループがあり、"開発僧になります"と言って、なっている」というイメージで思っていました(「開発僧」という資格あるなどのイメージ)。
実際は、1980年代後半、僧としての務めを行いながら、社会の貧困問題などに取り組む人がおり、そうした人のことを、他の方が「開発僧」と呼ぶようになったのです。
その中でも、パイサーン師は、意識してお坊様としての役割を果たしておられます。
カムキエン師(パイサーン師の師匠)は「いいおじいちゃん」という感じの方でした。
慈悲に溢れる方で、村で貧困や病気に苦しむ方を見ておられず手助けしておられました。
土着のカムキエン師(慈悲)に対して、
パイサーン師は切れ者(智慧)。
パイサーン師が卒業されたタマサート大学は、日本で言うと東大・京大に匹敵します。
当時、政治が揺れており、タイの社会全体が不安に陥っていましたた。
パイサーン師は、若いときから、そうした社会的な活動に目覚めておられました。また社会のための宗教グループや、ガンジーの非暴力運動に関心をもっておられました。
しかし、周りの方の苦しみが増えてきたため、出家したそうです。
(タイでは、一般的に、心を休ませよう、鍛えようということで、しばらく出家することがあるそうです。)
カムキエン師は、すごくよく若い人の話を聞いておられ、また瞑想の先生としても素晴らしい方でした。
パイサーン師はそうした話を聞いて、カムキエン師に師事されました。
パイサーン師は発信力が素晴らしいです(記事を書いたり、国内外でインタビューなど)。
【パイサーン師動画】
「法のための木」
パイサーン師の活動のひとつである「森林保護」についての動画でした。
スカトー寺の森林も何度か火事に遭っていますが、
パイサーン師が燃え尽きたのを見たことが一度もありません。
【パイサーン師のお話】
今日は、私たち自身の苦しみについてのお話から始めます。
まず、「苦しみ」…私たち自身の苦しみを増やさない、ということです。
まずは、自分自身の苦しみが増えると、物事を行いにくくなるということです。
どうして苦しみが増えるのかというと、自分自身を知らないからです。
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2020年11月3日、7日、8日の3日間。タイ・スカトー寺住職パイサーン・ウィサーロ師のZOOMでの説法内容をすべて書き起こし。
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