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13枚目の全13曲 その1

2023年4月8日に、浅岡雄也さんの13枚目アルバム「世界の果てで逢いましょう」が発売された。
こう来たかぁ!と思う曲が満載のこの1枚の感想を書こう。

(2023.5.1確認)

このアルバム、完成版CDの他にデモ版もあり聴き比べができる、という何だか得した気分になれる1枚。制作途中にデモを公開するってなかなかないだろうし、完成するまでの曲の成長過程を楽しめそう。現時点ではデモ版を聞いておらず、CDをより堪能してから聞く予定。


デモ版はこちらで。

(2023.5.1確認)


なお、歌詞は全て歌詞カードから引用する。


1曲目 Rock'n'Roll EndRoll

一曲目なのにエンドロール?!早くない?!

今、書いてから気付いた。今回、曲名が「R」から始まるのが13曲中、4曲(30%)。
ついでに「世界」「セカイ」が入ってる曲が3曲(23%)。「誰」が入ってる曲が2曲(15%)。

だからどうした、の突っ込みが聞こえるけど。
曲名の頭文字を繋げると文章になるとかアルバムのテーマに沿って意図的に曲名に仕掛けをしたりしない限り、こういう分析?は浅岡さん的にはあまり意味がないのだろうけど、面白いので書いておく。使う言葉の傾向が垣間見えて、勝手にへぇ〜と思うだけ。意味がなくても結構好きでやっちゃうな。


さて、やっと一曲目について。
ノイズがかったギターから始まり、ライブでの演奏の勢いをそのまま持って来ました!て音がする。発売前からライブで演奏していたから、この曲がもっとキレイに整備された音と歌い方になっていたら、きっと違和感を覚えたと思う。
CDの演奏メンバーがほぼライブのメンバーなのも、音のライブ感に繋がってるのかも。

美しい歌声を期待すると、え?これ浅岡さん?と見事に裏切られる歌声だ。冒頭から叫び声で始まるし。美しさよりも力強さが際立つ歌声。

英語だろうけどなんか日本語っぽく聞こえるなぁと思って歌詞カードを見ると、英語がちゃんとひらがなで表記されていた。歌い方でそれが分かる表現力が伊達じゃない。


歌詞は四字熟語を使ったり、韻を踏んだ面白い表現が多い。

仕組まれた 四苦八苦

シバカレて 芝を刈り

意味はあまり深く考えなくても良さそうな感じがする。


清楚気味な Rock'n'Roll 鳴らして夜明けまでwow 

「清楚」こう使いますか。まさかロックと一緒に使われるとは清楚も思うまい。
でもここの歌い方は全然清楚じゃない!ロック!







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