みみさんの家族#15「息子の誕生日/新しい靴と出発!」
肉好きボーイ、11歳の誕生日。
息子からのリクエストは毎年決まってステーキ!
おう、食べろ食べろ!たらふくお食べ!
誰かが美味しそうに食べている姿を見るのは、いいもんです。
思わず微笑んでしまう。
思い出す11年前、満月を迎えた頃...。
夜中の破水から始まった初めての出産。
胎児にへその緒が絡まり分娩室に緊張感が走った。「次でいきましょう。思いっきりいきんでください。」医師からの合図に、全神経を集中させる。さあ、こい。
ほどなくして、息子は無事にこの世に誕生した。
分娩直後ぺとっと胸元に置かれた息子に「あら、こんにちわ。ようこそ。」と、言ったらしい。
息子と娘が生まれてきた日のことは全てこと具に覚えていると思っていたのに、βエンドルフィンィンの分泌が全開だったのだろう。はじめてのご挨拶部分の記憶がぽっかりと抜けている。
しかし本当に。狭き門をくぐり、よく我が家へいらっしゃいました。光ある世界へようこそ。
息子と娘が私たちの元にやって来た日は、間違いなく私の人生で最良の日であり、こうやって毎年誕生日を祝えることを本当に有り難く思う。
息子が4〜5歳のころ「天国から神様と下を見てて『あのママがいい』って言ったんだよ。そしたら神様が『いいよ』って言ったから、ママの中にピューッて入ったんだ。」と教えてくれた。
へぇぇぇ〜!?
しっかし、言い得て妙な...。
さてさて、生まれた瞬間から子育ては常に切なさと背中合わせ。時だけは戻らない。
一心同体のようだった乳幼児からぐんぐん成長し、今では思春期の入り口に立っている息子。
いつまで見守ってあげられるかわからないけれど、子供たちの幸せを願わずにはいられない。
すくすくと成長してくれて嬉しい、でもこの世で見守れる時間がまた一年少なくなったんだな…、とちょっぴり悲しくなったりもする誕生日です。
そうだ、分娩時の担当医が偶然にも夫の中高のクラスメイトだったという小ネタがありまして。
大きな病院で産婦人科医も多い中、たまたま当直だった彼に当たりました。
私は本当に心強かったのですが、夫はものすごく「びみょおーーーー」な気持ちだったと。そりゃそうだ、観相窓が開くどころの騒ぎじゃない。
でもこちとら、命を賭けた闘いに挑んでいたわけで。あの安心感があったから、初産でもノリノリでいけたと思うのです。
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息子の誕生日の翌日、東南アジア10日間の旅へLet’s go!
足取り軽く、気持ちも軽快に旅に出たかったので靴を新調しました。
旅行の時は、クロスボディバッグ派。人混みでは前に抱えて歩く。
旅行前になると必ず美容院行って、新しい洋服を買いに行ってたうちのおばあちゃん。わかるわかる、写真いっぱい撮るしね☺︎確実に私にも同じDNA流れてます。
カラーリング行ってネイルもキレイにして「とりあえずベストっぽい状態」にして旅に出る私です。
ではでは。(記憶がフレッシュな内に、旅の思い出を書くぞ!)