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カンボジア・タイ旅行#1「ひたすらグダグダする バンコク編」


今回の旅のコンセプトは、

「ガンガン攻める観光&グダグダとホテルで過ごす、の二本立て!」

オンとオフです。

さて順序は逆ですが、ひたすらグダグダしたバンコクの思い出から。


▪︎バンコクで和食ざんまい

長閑のどかなカンボジアからバンコクに降り立つと、まずその大都会っぷりに驚いた。進化が止まらないビッグシティー。近年物価が上昇しているとはいえ、世界一生活コストの高い国の在住者としては、全体的なコスパの良さがバンコクの最大の魅力だ。超高級ホテルも比較的気軽に利用でき、レストランもリーズナブル。そして、ただ単にコスパがいいだけでなく、そのクオリティーも東南アジアの中でずば抜けて高いと思う。

普段、我が家はあまり外で食事をしない。なるべく自炊。理由は「こんな高い値段を払って、これかぁ…。ブツブツ。」と毎回納得感が薄いから。
バンコクで行った寿司屋の大将が同じようなことをおっしゃっていた。
「寿司の値段があんなに高いのは、家賃と人件費ですよ。お客さんと同じ理由でバンコクに遊びに来てくれる人、けっこういますよ。高いお金を払ったら美味しいお寿司食べれるでしょうが、ありゃ高すぎる!」
ごもっとも!夫婦でまともなお寿司を食べようと思ったら10万円じゃあきかない。カジュアルに食べに行ける値段ではない。

銀座を除く日本のお寿司屋さんよりは高いけど、それでもこの値段でこんな美味しいお寿司がいただけるなんて大感激である。

炎天下のカンボジアで攻めまくる観光をし、クメール料理のスパイス攻めですっかり体調を崩したカラダに必要なのは「やさしい和食」!
胃腸を回復すべく、バンコクでは和食巡りをすることとなった。
タイ料理屋はたった一軒だけ、息子がまた行きたいと言ったお店でランチを楽しんだ。


@鮨みさき伸
バンコクお寿司屋さんのチョイス豊富!
次回は予約が取りづらい「鮨雅人」も気になる。


@和牛焼肉 丸久伊藤
バンコク在住の友人おすすめ。
銀座堂より好きなんだけどなぁ、毎回なぜか空いている。


@銀座堂スクンビット26店
バンコクに3店舗ある。
ローカル富裕層に人気の賑わいあるお店。


@ゐざき 
鮨みさき伸のNobuさんから、
教えていただいた和食店。
お魚が美味しかった!


@Plu
息子からのリクエストのタイ料理店。
日本人からの人気が高そう!
スーツ姿のサラリーマン軍団や駐妻が、
ランチを楽しんでいるテーブルがちらほら。


タイ料理、美味しいぃぃ☺︎



▪︎バンコクのホテルはコスパ良し

マンダリンオリエンタルやウォルドーフ・アストリアなど高級ホテルに割安で泊まれるとあり、旅行先として人気なのもうなずける。バンコクは高級ホテルの新規開業が目白押しである。アマンやリッツカールトンも今年オープンするようだ。
都市のあちらこちらで、どデカいショッピングモールやデザイン性の高いビルが競うように建設されている。驚くスピードで進化を続けるバンコク。活気に溢れていてほんとうに面白い。

去年に引き続き「Sindhorn Kempinski Hotel Bangkok」に宿泊した。
子どもが立派なサイズになり、わたしと夫の間にチビが一人、もう一人はソファーベッドに寝る時代は終わった。そうなると、2部屋とるか2 bedroomの部屋をとらなくてはならない。だがしかし、ベッドルームが複数あるスイートはどのホテルもバカ高い。それなら2部屋に分かれた方が経済的な場合もあるが、シンドーンケンペンスキーは2 bedroomにしては値段が悪くない。ということで気に入り、今回もこの宿にステイすることにした。

エキゾチックな緑生い茂る庭園を抜け、建物に入ると目の前に広がるロビーは圧巻。
コンクリートの巨大トンネル状ロビーとそのダイナミックさに、「ほぉーーー!」と感嘆のため息がこぼれます。

天井、たかっっ!
当初の計画では天井のガラスがなく、
最上階まで吹き抜け構造であったらしいから驚き。


ピアノとバイオリンの生演奏を聴きながら、
アフタヌーンティーが楽しめるロビー。



カンボジアでの旅の疲れを癒そうと、ひたすらグダグダしたバンコクステイ。
朝ゆったりと起き、ホテルのプールでぱちゃぱちゃ水浴びし、近所のカフェでタイアイスミルクティーを飲む。午後はランチを食べがてらアイコンサイアム・エンポリウム・エムクオなどのデパートをうろうろしてと...。
寺院巡りもせず唯一した観光っぽいことは、Sathornの船着場からボートでアイコムサイアムまで行ってみた、ぐらいだろうか。
ボートに乗っただけで、大汗。4月のバンコクはとにかく暑い。

ちなみに、トゥクトゥクは乗らなかった。ドラッグできまったスピード狂のトゥクトゥクに乗り、死ぬ思いをした夫の体験と、バンコク在住者が乗車中に激突し頸椎骨折で後遺症が残ってしまったという話しを聞き、もう絶対に乗るまいと決めた。夜風を切ってトゥクトゥクに乗るのは気持いいが、万が一があってからでは遅い。タイではGrab一択。市街地ならすぐ捕まるし、料金も安い。ここでも安全面を考えSUV車を選んで利用した。

部屋のファブリックは全てジム・トンプソン


私はダイニングに居着いてしまう派


マスターベッドルーム


セカンドベッドルーム
ふた部屋あった場合、夫婦で同じ部屋に寝るか、
はたまた大人+子供で分かれるかの論争。
こないだフランス人・イギリス人・日本人の夫のいるおばちゃん達で
だいぶ盛り上がりまして。
別記事でこの考察が書けちゃうぐらい。



当初バンコクには二泊だけの予定だったが、直前になり夫が帰りたくないと言い出した。正直わたしもあのハリボテシティーには帰りたくなかった。現実逃避夫婦である。
搭乗48時間前にも関わらずキャンセルフィーなしでフライトを変更でき、部屋もそのまま使えるということでもう二泊延泊することにした。

延泊をしたのは人生で2度目、これがどうして「やったぁ ラッキーーー感」が半端ない。延泊できるとわかった瞬間、エレベーターの中でバンザイし「イェーーイ!!やったぁ!」と全員から歓声が上がった。

機会があれば、家族に帰国日についてウソを伝え、直前で「実は、あと1日いられまーーす!」とドッキリ企画をやってみようかとさえ考えている。「まだいれるんだ!終わりじゃないんだ!」と思うとものすごく嬉しいし、得した気分になれること間違いなし。

朝食ビュッフェ
週末は満席でした。


毎日同じものをお皿に盛る娘。


Mango Sticky Rice
ご当地の食べ物は積極的に食べる!



▪︎バンコクでお買い物

ママ、いつもありがとう。

なぜ?夫と子供たちから「ありがとうプレゼント」をもらった。
なぜバンコクで?母の日でもないのになぜ?と頭の中はハテナだらけ。

ははぁ。そういえば心当たりがあった。

旅行の1週間前にママ友と夫を交え飲みに出かけた時のこと。
一人のママが、「出がけに旦那さんからいきなりプレゼントもらったの!『いつもありがとう』っていって腕にブレスレットをさっと着けてくれた。」腕にはダイヤが入ったゴールドのブレスレットが光っていた。
女性陣は「おぉぉぉぉ!」と目がハートマークに。
男性陣は「やるなぁーー!」と感心した様子。
IT系のどちらといえばオタク系の旦那さん。そんなスイートなことする感じではないから、余計に盛り上がった。粋な計らい、奥さんへの愛で溢れているではないか。

って、その話しを聞いたからか!
つーーーか、完全にパクったよね?笑
いや言い方、言い方。良く言えば、吸収力が高い、学習力が高い!


ありがとうプレゼント
Van Cleef & Arpels
フリヴォル アントレ レ ドア リング(YG)


娘「あれ、ママと同じ指輪だ!」
HWのエタニティーリングとあわせて。
手元が華やかに咲く。


お会計のとき、
「さぁ、写真撮って!さぁ!」と、
タイ人の美人店員に言われる。
「なぜ?写真撮るの?」とツボりながら撮影。



「このカルティエのネックレスと合うピアスを探してます!」

タイの美人店員さんがピアスを色々と出してくれ、着けたり外したりの試着セッションが始まった。

イマイチ似合わないと、美人店員は無表情で首を振る。値段の高い安いに関わらず、似合う似合わないかでばっさばっさと意見を述べるクールな美人店員。好感度◎。

まあ、ありかな?と思うと「いいんじゃない?」
てな調子で着けては外してを繰り返し、最後残ったのがこちら。  

Cartier ジュスト アン クル イヤリング(YG)
普段使いに重宝しそう。


プロンポンのデパート、エンポリウムに行ったついでに、KARMAKAMET(カルマカメット)に立ち寄った。
タイ発のアロマブランドで、ばらまきお土産を探すのにもちょうど良い。市内にいくつか店舗がある中でもPHROM PHONGストアが雰囲気があり素敵です。それにカフェも併設しているので、家族がお茶を楽しんでいる間に、ショッピングに集中できる!という。


ずっと滞在したくなる魔性のお店。


爆買い注意!


登録簡単なメンバーシップにサインアップすると、
初回購入から嬉しい割引きあり。
今回は15%オフとプレゼントがもらえた。


カフェ、いい雰囲気&いいお味。



さてさて、帰国してすぐ「来月もバンコクに行こう!」という夫。
バンコクは楽しいけれど、違う場所でもいいのでは?と思い、違う場所のフライトとホテルを予約した。
来月の旅のコンセプトは「いかにコスパよく楽しく過ごせるか?」です。

カンボジア編に続きます。





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