見出し画像

「東京24区からホンモノの東京へ行く」2023年12月



東京からのアクセスの良さや洗練された店舗やグルメなレストランが多いことから、軽井沢は「東京24区」といわれることもある。
昨今の2拠点生活・移住ブームの中、軽井沢人気はまだまだ続くと予想され...。地価は上がり続け、不動産屋が売る土地がないと嘆く状況はいつまで続くのでしょうか。

向かいの別荘に住む初老のご夫婦、コロナを機に軽井沢にほぼ居を移した一派。
このご夫婦がえらい素敵で、わたしはものごっつ憧れている。

大きなSUVの外車で颯爽と戻られたご婦人と、ゴミ捨て場へ向かうユニクロ部屋着姿のわたし。

運転席の窓がウィーンと開き、
「あらー、みみさーん!」
「あ、ご無沙汰してます。しばらく騒がしくなると思いますが、よろしくお願いします。」
もじもじと返答する。
マダム、朝から完璧や。
メイクも首に巻かれたおパリ風なショールも、完璧や。

聞くに数日東京のマンションに戻られるそう。
静かで軽井沢の環境は好きだけど、デパートがない、美容院がない、やっぱり買い物は東京が1番ということで本格的な移住はねぇ...。と。

全く同感でございます、マダム。
軽井沢は東京の延長線上、東京24区なんて呼ばれてますが結局は映画館すらない片田舎なので、用を足すためにいざホンモノの東京へ!

12月に3度、東京へ遠征しました。


①主人と2泊(12/21)

金沢の旅行先から軽井沢駅を通り越し、北陸新幹線で一気に東京まで。東京に着いたのは夜10時過ぎ。
今夜の宿は、銀座のエコノミービジネスホテル。前日泊まった素敵な温泉旅館との落差が激しいが、なんだか楽しい。

アジア人観光客でごった返すビジネスホテルを出て大通りにでると、銀座の街は煌めくイルミネーションで私たちを迎えてくれた。

「東京だぁ。」

カルティエ、ブルガリなど各店舗が工夫をこらしたラグジュアリーなイルミネーションは圧巻で、クリスマス気分を盛り上げてくれる。

さて翌日、朝遅く起き銀座三越でランチを済ませ、主人とは夜の忘年会まで別行動することに。

恵比寿でアメリカ時代の仲間たちとの忘年会があり、この会に出席するために上京してきた私たち。せっかく銀座に来たのだからとお店やデパートを回ることに。

「1人で本気ホンキで買い物してきます。じゃ!」

数時間。
勇ましく別れたものの、結局何も買わず手ぶらで主人と合流。主人も手ぶら。あれ、本屋に行ったんじゃなかったっけ。
華やかな銀座におされ、クリスマスプレゼントだけでも買いにいこうかという雰囲気になり並木通へ。

忘年会まで時間もなかったので、銀座の並木通りのお店を2店舗だけチェックし、シャネルで遊び心のあるリングに出会う。

物腰の柔らかい素敵な店員さんに勧めてもらわなければ、
きっと選ばなかっただろうデザイン。
ジュエリーボックスに新しい風が吹き込んだ感があり。


アメリカ時代の友人との忘年会は、相変わらずの大爆笑ナイトだった。
20代、みんな独身、ありあまる体力で駆け抜けたあの頃。もうみんな立派な中年ながら、会った瞬間「あの頃」に戻ってしまう幻想マジック。

仲間内最後?の独身が青い目をした金髪の旦那さんを連れてきて、これまた大いに盛り上がる。イギリスから赤ちゃんまで連れて帰ってきた。こりゃ、めでたいめでたい。

酔っ払いたちは恵比寿から西麻布に移動し、朝の3時に西麻布でラーメンを食べていた始末。主人に西麻布で置いてきぼりにされ、1人で白タクに乗って銀座のビジネスホテルまで帰るというおまけのハプニングもあり。

②単独、日帰りで東京へ(12/26)

30年来の親友と、丸ビルのTHE FRONT ROOMで待ち合わせ。
彼女の香港からの一時帰国のタイミングに合わせ、上京。

東京駅。冬の空。


日本の冬の味覚を渇望する私たちは、丸ビル内にあるフグ屋さんへ。
個室へ一品一品運ばれるお料理に2人で舌鼓を打っては、他愛もないことから、くだらぬ愚痴まで、おばちゃん2人でノンストップでお喋り。

日々の愚痴などをオブラートに包む必要なしの親友との会話。と、フグ。

そうそう、これがしたかった。

@臼杵ふぐ 山田屋 丸の内


その後、私の美容クリニックでの施術に付き合ってもらうため表参道へ移動。ここでの支払いで、クレジットカードを忘れたことに気が付き、施術代を全額現金で支払いお財布がすっからかんになってしまった。

施術で顔が腫れていようが、お金がなかろうが、上京の目的は彼女と昔のように街を練り歩くことだったので問題なし!

「お金貸してあげようか...?」
「いいよ、いいよ。笑」

2人で銀座に移動した。
彼女の息子さんも合流し、歌舞伎座の前で記念撮影をしたりして銀ブラを楽しんだら、あっという間にお別れの時間。

「こんなイケてる街に住んでたんだね、私たち。」
東京はほんとにすごいところだ...。

歌舞伎座


お財布の中身を気にしながら、東京駅で家族にお土産を買って新幹線に飛び乗る。

軽井沢駅では改札口で主人やら家族6人が待っていてくれた。

重い荷物を持ち帰ってくると思っていたようで、「あれ?あんま買い物しなかったの?」
「いやー、そうなんですよ...。」

クレジットカード忘れという初歩的おバカなミスを犯したことを皆の手前言いづらく、苦笑いで返した。帰りの車内、子どもたちや甥っ子たちが今日一日の話題を騒がしく報告してくれた。


③家族4人で日帰り東京へ(12/29)

前回の単独上京の際、お金がなくてショッピングが出来なかったことを知った主人が、
「あまりにも可哀想だから、みんなで東京遊びに行くか。ガールズはショッピングしてきたら?俺たちは、浅草とか神社に行ってくるから。」
と、突然言い出した。(酔った勢いで提案してた節あり。笑)

朝10時前に東京駅に到着し、二手に分かれてそれぞれ行動開始!
息子と娘は今回初めての東京、そしてちょっとした遠出に朝からテンションが高く可愛らしい。

お昼過ぎに有楽町のプラネタリウムでボーイズたちと合流し、しばし星空を眺めたあと、またもや解散し別行動を。

@コニカミノルタプラネタリア TOKYO
(画像お借りしました)


私たちはショッピングの総仕上げをするため、銀座へ。娘に日本のイケてる文房具を紹介したくて銀座伊東屋へ連れて行った。
私たち同様、日本の文房具に大興奮な外国人観光客で店内は身動きがままならないほど大盛況。

朝から張り切り過ぎた娘の体力ゲージが下がり出したので、予定より早く合流場所「六本木のミッドタウン」まで移動することにした。

六本木ミッドタウン...。ガッデム!!おしゃれ過ぎて鼻血が出るかと思ったよ。
東京に住んでいた時、ミッドタウンが最寄りのスーパーだったので、週に何回も通ったものだが、
「パパ...。ミッドタウン、すごいね...。イケとるね。」と感嘆。

東京はほんとにすごいところだ...。

ミッドタウンでは、私はバッグをそして娘は誕生日が近いのでネックレスをそれぞれ主人からプレゼントしてもらった。
「これ、どうかな?」
「いいね。」「あんまりかな。」
プレゼントしてもらう時は、贈る側の意見や好みを尊重して選びたい。
子どもたちに意見を求めるときもある。日常的に目に入るものなら、みんながいいと思うものを身に付けたい。

Valextra
ミニイジィデ

ショルダーストラップを取り付けるためのサイドの金具部分が秀逸。
語彙力がないのが悔やまれるが、スマートにすっきりとストラップを付けられる。

ハンドルの長さが絶妙で、ワンハンドルなので腕にかけやすい。
薄いピンクのツイリーを差し色に。




ミッドタウン地下の鈴波で夕飯を大急ぎでいただき、出発ギリギリで東京駅へ到着。セーフ。

新幹線の中で、主人と息子が浅草での話しをしてくれた。

「おっきなネギを持ってたおじさんが、歩きながらネギを人に押し付けてたんだよ。」
「ん?」

なんだかよく分からないけど、とっても楽しかったんだねという事だけは伝わってきた。良かったね。

のんびりな南国に住み、日本では田舎にばかりいるので、東京の人混みやスピード感に疲労感をすぐに感じてしまうけれど、東京はほんとにすごいところだな...(3回目)と、毎回毎回圧倒される。


アイスクリームみたいで可愛い、パールのネックレス。
愛娘に買ってあげたかったんだろうな、と主人の心を想う。



女子チームが東京で買ったモノを写真撮っていたら、
「オレの戦利品も是非撮ってくれ。」と言われたので、心を込めて撮影しました。


主人が東京で買ったモノ


お守り1つとガチャ1個。That’s all.以上

浅草寺の開運小槌。
子供達には交通安全、わたしには開運お守りを買ってきてくれた。
ガチャに入っていた神棚をデスクに飾り、毎日手を合わせるつもりだそう。




東京観光の忘備録、お付き合いくださりありがとうございます。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?