ビリー・ジョエル、絶好タイミングでのカムバック!
どうも。
来ましたね!
はい、待ってたらこういうことも起こるんです。ビリー・ジョエル、17年ぶり、1993年以来、ほぼツアー以外は引退状態にあったわけですから、それから考えると「30年ぶり」と言って言いと思います。最新シングル「Turn The Lights Back On」を発表しました!
はい、この曲ですけど、往年のビリーを彷彿させる、彼のファンの多くが待っていたタイプの、非常に良くできた曲だと思います。
曲の内容は、恋人との倦怠期を迎えていた男性が忘れかけてた愛の炎をもう一度、連れ添った相手に語り書けるものですけど、それを自身の復活とかけたうまい内容です。
もうすでにいろんなところでいわれていますが、これはビリーの単独で書いた曲ではなく、メインで書いたのはフレディ・ウェクスラーという、最近の若い売れっ子のソングライターです。アリアナ・グランデからホールジー、BLACKPINK、カニエ・ウエストなど、いろんなビッグなアーティストのクレジットで彼の名を見ることができます。
話によると、この彼がビリーが発表し損ねていた曲を完成させて世に出すことを提案して始まった企画みたいですね。
そういうと「なんだあ」みたいな反応する人もいるかとは思います。でも、僕はそんなこと、全くいやじゃありません。自分をリスペクトする若い人の力が復活を促したのなら、それでいいじゃないですか。そういう力があったからこそそれが可能だったんだし、それがこれまでにないやり方ならどうかとも思いますけど、自分の良いところを引き出されての復活のわけですから、誰の迷惑にもならないでしょう。
しかしまあ、今回の復活、本当にタイミングがいいんですよね。というのはビリー、いま再評価で人気ある状態でしたから。
日本のかたには先月24日に行われた日本公演での元気な姿、絶讚するSNSの声ばかりで埋まってましたね、年齢を全く感じさせないライブだったようで、それがまず説得力になっていると思うんですけど、それ以外にも復活、進んでたんです。
その原動力がなんだったかというと
Tik tok!
ズバリこれなんですよね。
これ、tik tokでこれまでにビリーの曲で作られた動画の数なんですけど、ものすごい数でしょ ?流行ってたんですよ。
こんな風に動画がたくさん作られてたわけです。クリックして見てください。とりわけ「My Life」がすごい人気でした。
その影響でビリーのベスト盤、よく売れてるんですよ。イギリスでも最新のチャートで64位。アメリカはたまたま入ってませんでしたけど、たまに200位以内に再登場してるの見ますよ。新曲の影響でまた入ってくるはずです。
あと、tiktok以外でも
オリヴィア・ロドリゴの「Deja Vu」で言及されたのも効いてます。別れた彼氏が新しいカノジョにビリー・ジョエルのUptown Girlを聴かせてるけど、それは私が教えた歌、ってくだり。それ有名になりまして
ライブでの共演も実現しています。
そんなビリーですが、今度の日曜のグラミー賞でパフォーマンスがあります!この新曲を間違いなくやるでしょう。楽しみです!