最新全米チャート(2021/09/11)
どうも。
ここ最近、右耳の聞こえ方がおかしく突発性難聴を気にして病院にいったんですが、そこで耳鼻科の先生から耳の穴にシュッ、シュッと液体をスプレーされ、しばらくしたら、なんとまあ、全長3センチくらいの耳垢が出てきました(苦笑)。しかも外耳道とまんま同じ形でした。おかげで右耳、ここ数年でもっとも絶好調です(笑)。
では、全米チャート、いきましょう。
SINGLES
1(7)Butter/BTS
2(1)Stay/The Kid Laroi & Justin Bieber
3(2)Bad Habits/Ed Sheeran
4(3)good 4 U/Olivia Rodrigo
5(4)Kiss Me More/Doja Cat feat SZA
6(-)Hurricane/Kanye Weat feat The Weeknd
7(5)Industry Baby/Lil Nas X feat Jack Harlow
8(6)Levitating/Dua Lipa
9(11)Fancy Like/Walker Hayes
10(-)Jail/Kanye West
BTSの「Butter」がなんとまた1位に返り咲きです。これはメガン・ザ・スタリオンのラップが新たに加わったヴァージョンが出たためです。これで10週目の1位です。
こないだ、それこそビルボードがBTSにインタビューして「ビルボードのチャートの仕組み、どう思う?」と質問してナムジュンが「それを僕らに聞かれても」と答える瞬間があって話題になったんですけど、まあ、今のビルボードって、他の国がどこもストリーミングに忠実なものになってるのに、いまだに有名無実化した「セールス」にこだわり、そこの部分にこだわってる数少ないアーティストのBTSがそこのポイントで圧倒的な数字を稼いでそれでトップになってる、ちょっと変な現象ができています。
これ前も「ダイナマイト」のときに書きましたけど、BTSがこの策をとってるのって、アメリカのラジオが保守的で英語以外の曲をかけないことからいわば苦肉の索でやりはじめたことであって。バンタン責める前にビルボード、ならびにアメリカの業界が修正すべきことがあると思います。
9位にはカントリー・アーティストのウォーカー・ヘイズがはいってきました。これ、アメリカではアップルビーズっていうレストラン・チェーンのCMソングとして有名なんだそうですよ。
では、アルバムにいきましょう。
ALBUMS
1(-)Donda/Kanye West
2(-)If I Can't Have Love, I Have Power
3(1)Sour/Olivia Rodrigo
4(4)Planet Her/Doja Cat
5(7)Fuck Love/The Kid Laroi
6(9)Dangerous Double Album/Morgan Wallen
7(6)Happier Than Ever/Billie Eilish
8(3)SoulFly/Rod Wave
9(2)Trippie At Knight/Trippie Redd
10(-)We Love you Tecca 2/Lil tecca
初登場で1位はカニエ・ウェスト。聞いてみましょう。
今回、カニエのアルバムの曲がかなり入ってるんですけど、これが一番人気ですね。これ、音はカニエっぽくはあるんですけど、曲とラップはウィーケンドとリル・ベイビーがかなり’目立ってますよね。カニエのラップ・パートもちょっとこれは・・ってのは本音言えば、あります。「ウウ、ウン、ウン、ウンってありなのかよ」というか(笑)。
このアルバムですが、まあ、言いたいことはかなりあります。音はかっこいいです。でも・・・って感じですね。
2位初登場はホールジー。これも聞いてみましょう。
今回ホールジー、なんとトレント・レズナーとアッティカス・ロスという、ナイン・インチ・ネールズとのコラボですよ!
彼女の声がまだこういう本格的なロック、ストイックなエレクトロと組ませるにはまだ甘さがあるかなとは思いつつも、これまでどこかナメられがちだった彼女のことを思えば、これは将来的にはかなりプラスになるトライだったんじゃないかと思います。僕は好意的に捉えたいと思ってます。