新年祝いと誕生日祝いでホテルビュッフェ〜『イル・パラッツォ』(福岡市)
明けましておめでとうございます。
長いこと投稿を怠けてしまいましたが、2024年初から心機一転で投稿を始めていこうと思います。
皆さん、今年もよろしくお願いいたします。
さて、実は私セレまさは元日生まれなんです。
世間は新年祝いで盛り上がっていますから子供の頃からいつも淡々と誕生日を迎えてきたのですが、結婚してからは奥さんと簡単な食事に行くことにしています。
で、今年は近所のおしゃれホテル『イル・パラッツォ』のランチビュッフェに行ってきました。
以前は福岡市内のビュッフェを荒らしまくっていた私ですが、コロナ禍のさなかにビュッフェをやめてしまうお店も多く、残念に思っていました。その福岡で最近ビュッフェを始めた貴重なお店のひとつが今回の『イル・パラッツォ』にあるラウンジ『エル・ドラド』です。
このホテルは1989年にオープンした、いわゆるバブル期の“デザイナーズ・ホテル”です。2009年と2022~2023年の2度のリニューアルを経て、2023年10月にグランドオープンしました。
いいですね!このバブル感満載の外観。
この外観は元から変わっていないのですが、長らく眺めることはありませんでした。周囲はラブホテル街になっていて、近くにはあまり行かなかったんですよね。
でもよく見たら超おしゃれじゃないですか。
全体に縞柄のレッドトラバーチンが貼られた上にグリーンの鋼材(緑青をイメージ?)をあしらうイタリアンなデザインが、私みたいなバブル世代にはグイグイ来ます。
いわゆる『黒服』が出迎えてくれる、石造りの重厚感あふれるエントランス。
内装も赤(オレンジ?)とグリーンのツートンカラー。昔はこういう色の組み合わせがよく使われていましたね。
こういう感じ、1991年に社会に出た私には格別の思いがするんですよ。
ちょうど社会に出た時にバブルが終わりましたから何もいい思いはしていません。でも社会が華やいでいた記憶はあるんです。知性と感性を重視する空気があって、何というか、“人間性”が豊かでした。
そんな時代にオープンしたホテル『イル・パラッツォ』。
その再オープンは、今の日本に「こういうのもいいだろう?昔を思い出せよ。」と私たちに語ってくれているように感じてしまいます。
スタッフにはスリランカやネパールなど南アジア系の方々がたくさんおられるようでした。
福岡にはこれらの国々から働きに来られている人が多く、皆さん真面目で朗らかで、私は大好きです。日本語もお上手で、むしろ私たちよりも上品な日本語に聞こえます。
まずはスーパーやコンビニで働きながら学校に通い、ホテル業界への就職を目指す方も多いようで、このホテルの方々も皆さん大変感じが良かったです。
ホテルの紹介はここまでにして、肝心のビュッフェです。
お食事が並んだカウンターは横に長くて、なんと11m以上もあるそうです。
それでも“一瞬”「品数はこれだけ?」と見えます。
でもご安心を。お料理は頻繁に別の種類に取り替えられるようで、お替りをしに行くと違う献立が並んでいました。最後まで飽きることなく食べまくったおかげで、帰宅後は夕御飯が必要ありませんでした。
これ、むしろ普段の食費より安上がりじゃないでしょうか?
お値段は他のホテルよりもお安めです。しかもよそだとハーフビュッフェだったりします。
その点『エル・ドラド』はフルビュッフェで、種類も豊富で美味しい料理、かつ落ち着いた雰囲気、モダンな内装、スタッフの皆さんの細やかな応対で大満足の気分を味わえました。
最高の誕生日をご用意くださった『イル・パラッツォ』とスタッフの皆さん、本当にありがとう!
というわけで、我が家のビュッフェ御用達は決定です。
来月までには必ずまた行かせていただきます!
最後に驚きの情報。
『イル・パラッツォ』に宿泊された方は滞在中『エル・ドラド』へはフリーアクセスとのことで、ルームキーで受付をしたらお食事もできるそうです。
すごくないですか?
福岡市近郊にお住いの方、または旅行で立ち寄られる皆さんも、ぜひ『イルパラッツォ』と『エル・ドラド』にお越しくださいね。
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