システムを構築、実装させることで短時間で「記憶」を呼び覚ますことができる
今年読んだ本の振り返り。
100冊以上の中から厳選するのは
至難の業でした。
いくらたくさんの本を読んでも、
「じゃあ何が書かれてた?」
と問われて何も答えられなければ、
それは単なる時間のムダ。
そうならないように
記憶の定着を意識したシステムづくりは
今年のテーマのひとつでした。
おかげで一年前に読んだ本も、
的確に思い出せるし、
以下のように
まとめることもできるようになりました。
来年はもっと進化させたい。
D2C「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略
顧客とダイレクトな対話を重視。商品をあえて売らずに、世界観を作り込んで顧客との関係性を深めていく。見た目、語り口、ふるまい、佇まいについての基本方針とその実装に一貫性があり、それが他社との差別化につながる。ブランドが提供するのは、体験であり、プロダクトはコンテンツ化していく。ブランドの世界観のファンになった顧客はブランドの伝道者(エヴァンジェリスト)になる。
ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式
未来はどうなるか、ではなく「未来をどうしていきたいのか」、経験、予測、最適化の無価値化。問題解決よりも問題発見+意味創出。「正解」に価値はなく、差別化できない時代に。意図的な遊びや偶発的な発見は進化の契機、直観や美意識に従う。常識は局所的主観に過ぎない。パターン認識は適応力を破壊する。
影響力の武器(第三版)なぜ、人は動かされるのか
返報性(もらったら返す心理的圧力)、一貫性をたもつことの便利さ(しがみつく愚かさ)、社会的証明(みんながしていることは正しいと判断してしまう)、思考の近道(の犠牲にならないように)、人は類似した他者に好意をいだく、盲目的な権威への服従(の恐ろしさ)、少ないものはベスト、失うことはワースト(希少性)、心理的リアクタンス、愚かな競争。
YouTubeの時代 動画は世界をどう変えるか
旧メディア:情報伝達の範囲が限定的、投資対効果を重視、多くの利害関係、予算、エゴ。マスをターゲットに画一的な企画、一定にパターンから逸脱できない、硬直したカテゴリー、経験則、一方的。プロの映像、テクニック、有名タレントの活用。
コミュニティ:コンテンツそのものより、コンテンツを通したコミュニティに価値。クリエイターとユーザーの境界線があいまい、ユーザーの声を重視、反応、接点をつくる。クリエイターに求められるのは「交流をつくる能力」、自分をさらけだす、日常の思いもよらない瞬間、作り込みより「本物らしさ」や「日常」
コミットメント:一貫したコミュニケーション、ファンを承認する。私は何者で、何を大切にしているのかを明確に=アイデンティティを反映する場所。一般人を含む多くの人々が、動画を通じてコミュニケーション、社会を変えていく。
サブスクリプション―「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル
製品ではなく、製品を通じて顧客が受け取る結果を売ること。一方通行の取引ではなく、双方向の循環的でダイナミックな関係。ニッチはコミュニティによって差別化、顧客ではなくメンバーの一員として。永遠のベータ版、常に進化を希求するこらからのビジネス。顧客とダイレクトに、長期的につながり、ニーズの変化を把握、適切なサービスを提供していく。カスタマーインサイト、顧客ニーズに対する鋭い感覚を保持することが競争優位をもたらす。
ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45
「衝動」は本能的な欲望、辺縁系。抽象性を嫌う、あらゆる刺激に反応してパワーが強い。一方、「理性」は複雑な計算が得意、前頭前皮質、論理的、直列処理(遅い)、疲れやすくてパワーが弱い。本能のままに動く衝動をいかにして理性で操るか。自己肯定感とモチベーションを管理して(作業の手前)、注意力の持続、セルフコントロールを行う(作業後、絶え間なく)、理性は衝動には勝てない、弱者の戦いをすること。「集中」が得意な人など存在しない。衝動を導くことで莫大なパワーが選べる。集中力こそがもっとも重要な資産になる。
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
心血管系を強化、安静時の血圧が下がる、身体と脳の血管の負担減。運動により一酸化窒素を取り込み、血管を拡張、より多くの血流をうながす。脳の動脈硬化を防ぎ、血管のダメージを修復する。インスリン様成長因子を増やし、シナプス可塑性を高め、BDNF供給量を増やす。体脂肪現、カロリー燃焼、食欲を抑える。
なぜ、わかっていても実行できないのか 知識を行動に変えるマネジメント
スマートな言葉、分析が評価されるが机上の空論。資料作りは仕事をした気に。あたらしいチャレンジよりも前例踏襲。恐怖心をあおるマネジメント、上司をおそれ、余計なことをしない、重要な情報をかくす、実情が伝わらない。プロセスよりも結果重視の日本社会。成果は個人の判断、行動、努力によるもの。社内を意識、情報共有を拒む。悪レッテルは悪い結果に(自己達成予言)
セルフ・コンパッション あるがままの自分を受け入れる
自分への思いやり、他者と比較しない。人間は完ぺきではない、ありのままを受け入れる。他者という不可欠な要素、他者との結びつきを信じる。経験は変化するが、意識は変化しない。一歩引いて眺める、共通の人間という観点、現在起こっていることを拒絶しない。感情はコントロールできないが、向き合い方を変えることはできる。慈悲の心→他者(マインドフルネス)、慈悲の心→自分(セルフコンパッション)、ポジティブな性質→他者(共感的喜び)、ポジティブな性質→自分(セルフ・アプリシエーション)、自己効力感、人生は厳しく、挑戦が人間の経験の一部である。
免疫力が10割 腸内環境と自律神経を整えれば病気知らず
自然免疫→ヘルパーT細胞(司令塔)はB細胞やキラーT細胞に司令、サイトカインによる活性化。レギュラトリーT細胞によって交通整理、炎症を抑える(不健康時には機能しない)、腸脳相関(好循環のスパイラル)、腸を整える(善玉菌を増やす)、自律神経を整える。運動、食事、日光、笑顔、日記、お風呂、睡眠。
ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある
競争をつくる側(ハード)になる。何をしたら確実に目的が達成できないか?どこで結果を出すか?世界を変えるには、ルールから変える。商品は「販売を目的に生産されたもの」、作品は「作者の思想を具現化したもの」、マーケティング(ニーズの調査)をした商品、マーケティングによって届けられる作品。届けられた始めて「完成品」、育児放棄をせず、我が子を最後まで育てる。シナジーマップ、広告、世界観、販売、すべてを有機的に結び、それぞれの役割を明確化(基盤づくり)、エネルギーを循環させて、無駄をなくし、圧倒的オリジナル作品を生み出す。
いろいろあった一年でしたが、
だからこそ「どうする?」を問い続け、
得られたものもたくさんありました。
コロナがなければ
そうならなかったことも多々。
目の前に起きていること、
そして今後に対する不安など、
いろんな感情うずまく
複雑な一年でしたが、
「今、ここ」
で集中して努力して、
未来への種まきができるかどうか?
これからもこの精神を大切にして
常にチャレンジしていきたい。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それではまた明日。
おつかれっした!