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変化の激しい時代に安心感をもたらしてくれる唯一の感覚とは?
PDCA
という用語は広く知られていますが、
その適切な使い方は意外と知られていません。
計画(Plan)し、
実行(Do)して、
結果を検証(Check)し、
調整(Adjust)する。
自分はどこへ向かおうとしているのか。
果たして今の努力は意味があるのか。
このやり方をこのまま続けていていいのか?
トラブル、障害に遭遇したら
前進を確認できたと素直に喜ぶ。
失敗はその後の仮説精度をあげる
立派な成果です。
計画を立てたら即実行。
一日単位でサンプルを取得、
検証して思考が止まれば「なぜ?」
毎日欠かさずPDCAを回せば
目標までのギャップはあっという間に埋まります。
■計画では、
現在地とのギャップ(課題)と
ギャップを埋めるための方向性をつかみます。
課題に優先度をつけ、
絞り込んで数値化。
KPIといわれる目標数値を
毎日把握、徹底した意識づけを行います。
実行とは、
課題をクリアするための解決案。
複数のアクションに分解して、
具体的タスクレベルに落とし込みます。
あとは行動あるのみ。
仮説思考で失敗を恐れず、
すぐさま行動するわけですが、
行動目標も数値化(KDI)します。
結果は変えられなくても、
行動は変えられます。
さっくりとした行動目標は
細分化(ToDo)して、
日々の進捗確認も徹底します。
KPIは有名ですが、
行動を数値化して管理することは
結構見落とされがちです。
検証では、
計画の課題、実行のタスクが
最適解であるかどうかの
定期的かつ頻繁な確認作業
を行っていきます。
自分の思い込みを謙虚に疑い、
実行段階でのムダ打ちを減らす。
間違いにいち早く気づくことが大事です。
KDIは達成したのに
KPIに全く反映されていないなら、
KPI→解決案→実行→KDI
のどこかの連動性が
とれていないことになります。
調整段階では、
検証結果を踏まえた調整案を考えて、
次のサイクルにつなげます。
中止を検討することもあります。
できるだけ早く次の計画へつなげるために、
最低限の仮説、検証期間、行動結果が欠かせません。
失敗の要因だけではなく、
なぜうまくできたかも考えて、
成功の再現性を高めていきます。
先送りせず前倒しで、
その場でやりきってしまって
次にいち早くつなげる意識が大事です。
■楽観的、
という言葉がありますが、
もともとはラテン語で
「可能なかぎり最善」を意味する
「オプティマム」が語源です。
めちゃくちゃ売れるサービスや商品、
異次元の営業成績をたたきだす人、
クリスティアーノ・ロナウドのような
プロのアスリートしかり、
その「裏側」でやっていることは
オプティマムな地道な改善の積み重ね
であることが少なくありません。
可能なかぎり最善の選択が積もり積もって、
そのプロセスが見えなくなるくらい、
PDCAが集約されたものが世に出たとき
「革新的」と評価されるんだと思います。
楽観的な思考で、
小さな改善を積み重ねていくことができれば、
失敗から学ぶ量も増えて、
成功したときも調子に乗ることもありません。
トラブル、失敗、ストレスを
アドレナリンに変えて挑戦を増やしていければ
つねに変化して
前に進んでいるという感覚を得られます。
この感覚だけが
変化の激しい今の時代に安心感をもたらしてくれます。
■挑戦を続けると
実力は確実に右肩上がり。
ですが結果は同じように右肩上がりにはなりません。
結果はタイミングがあったときに
らせん状にあがっていくものなので
ということはつまり
挑戦し続けなければならないということ。
うまくいかないかもしれないという
不安や恐怖、ストレスを感じないようにするには
挑戦し、変化し続けるしかない
ということでしょう。
ストレスは人生のスパイス。
喜びをもたらしてくれるものです。
PDCAを回して
ストレスや不安を乗り越えて
人生に意義を感じられるように。
(自戒を込めて)
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
それではまた明日。
おつかれっした!