写真の伝統が根付くまち。
戦前の全国写真家分布図によると、すでに鳥取県には500名以上の写真家がいて、その数全国5位だったとのこと。その後も確かに、多くの素晴らしい写真家が訪れ、住み、生まれ、育っています。
もっとも有名なのは、やはり植田正治。(Google検索ボリュームより)
うえだしょうじ。福山雅治の師匠とも。
▽植田正治写真美術館。
※ちなみにこの美術館で毎年ライヴをしている集団、めっちゃかっこいいです。元ooioo(オーオーアイオーオー)の「OLAibi」さんによる「OLAibiアーケストラ」・・・
▽動画はこちらです
https://www.youtube.com/watch?t=42&v=D90j5CnyNcU
すみません、少し話が逸れましたね^^
その植田正治が『神』として仰いだのは、塩谷定好。
しおたにていこう。日本の芸術写真の草分け的存在ですね。
▽最近オープンした塩谷定好のミュージアム。
また、ぼくもお仕事をご一緒したことがあり、尊敬してやまない現代の写真家・池本喜巳さん。昨年、待望の『因伯の肖像』(2014)が出版されました。最高の仕事だと思います。
いけもとよしみ。植田正治の「弟子」。
▽池本喜巳写真事務所
http://ikephoto.co.jp/
また倉吉といえば、高木啓太郎。ぼくが小さいころから見てきた国宝「三徳山投入堂」の原風景は、間違いなく彼の、鬼気迫るような写真でした。
たかぎけいたろう。高木カメラは、現在も「土蔵そば」として営業していて、土蔵情緒をしっかりと感じられる美味しい蕎麦屋です。
ひと。アート。くらし。アート。まち。アート。
惹きつけられます。