Sapiens
人達が幼く拗れている
考える訳もなく
呆れてしまう
これ以上ない程に手は空いていて
愛に縋る様に象った
日々を全てとして
創り出していく
馴染んでゆく
耐えられないとしても
私は楽しみ過ぎている
突き動かしていく
廻りゆく
また創り出していく
私と過ごしている
世を変えたいのでしょう
繰り返す
液晶を目の前とする様に
見渡す
遥か未来を象る様に
貴方が触れた景色を
遥か前に知っている
たかが儚いままの命
手は届かず宥められないが
弱さなりの砦
遥か彼方で手は掴んでいる
滅んでゆく
馴染んでゆく
耐えられないとしても
墓場を作り過ぎている
突き動かしていく
廻りゆく
また馴染んでゆく
普通に過ごしている
世を変えたいのでしょう
抉り取る
破り捨てた過去を学ぶ様に
狂い出す
象る未来を打ち砕く様に
貴方が触れる景色は
知らぬ間に終わっていく
どうせまた祈るのでしょう
誰かが救いに来るその時まで
手が空いているのなら
世を変えたいのでしょう
綴り出す
私が私ではないかの様に
送り出す
沈みゆく誰かの手を掴む様に
貴方が触れる景色は
遥か前に決まっている
止めどなく流れ行く
何処から聞こえるかも分からず
幼さで終わり行く人達の行き先を
私は知らない
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