そうだ奈良と京都行こう!気になったところを巡り、いろんな人と話す旅をしてきた(2日目②ならまち、奈良ホテルと京都の夜)
奈良国立博物館・東大寺を後にし、バスで「ならまち」方面へ向かいます。お目当てはショッピングと奈良ホテル。
アーケードの中はレトロなお店とモダンでおしゃれなお店が混在し、見ているだけでも楽しい。
最初は飴屋の「奈良Bonbon」さん。薬草やスパイス好きなので、調べて気になった「大和当帰(やまととうき)飴」が目当てです。
持ち帰るのも難しそうとなれば飴がいいな、と思ったわけです。
セロリのような香りがするらしい。
Bonbonさんはお店もホームページもかわいらしいです。さっそく飴を探しますが、見当たらない。なんと今は作っていないとのこと。残念…。
ですが、別の珍しい飴をおすすめしてもらいました。それは「大和橘(やまとたちばな)」。日本最古の柑橘でミカンの原種のようなものだそう。
大和橘は果実が小さく種が多いため、加工するのが大変。酸味も多くて飴を作るのにかなりの試行錯誤があったそう。ぜひ味わってみたくなり、お土産と自分用を購入しました。
飴のお味はやさしい甘さでとてもおいしく、あっという間になくなりそうです。飴には大和橘の皮が入っていて、噛むと香りが楽しめます。
再び歩いて「中川政七商店 奈良本店」へ。”奈良店限定”や”ご当地食品”に目が行きます。三輪そうめん、吉野葛もち、ふきんを購入。荷物がどんどん増えていく…。
すでに足は棒ですが「奈良ホテル」へ向かうべく歩みを進めます。ホテルは小高い場所にあって、最後の上りがしんどかったです。
たどり着いた「奈良ホテル」。建築家・辰野金吾氏が設計し、関西の迎賓館とも言われる有名ホテルで、皇族や世界のVIPが訪れています。
座ってお茶がしたい!ということで喫茶店に入ります。眺めの良い窓際の席に案内してもらい、コーヒーとケーキのセットを注文。
優雅な気分です。足の疲労と荷物がなければ、さらに優雅だったはず。
夕方に差し掛かかってきたので元のホテルに戻り、本日の宿がある京都に向け移動です。フロントで奈良駅行きのバスを尋ねると、ホテルの無料送迎バスがあるそう。宿泊客でなくても利用できるなんてありがたい。
バスの時間まで30分ほどあったので売店で買い物をし、落ち着いた空間で寛ぎ、ボーっと庭と建築を眺めていました。
奈良駅まで バスでするっと戻り、ホテルで預けた荷物を受け取ってJRで京都へ向かいます。
奈良から北上し、東福寺で京阪に乗り換え「清水五条」で下車。駅から徒歩5分のホテルですが、ここでまた緩やかな上り坂の試練が…!
スーツケースを引きずりながら、この日の宿「京乃宿 清水五条 呉竹荘」さん到着。道路に面した外観とアプローチがマンションのようで不思議な気分を味わえます。
チェックインしお部屋へ。清潔で広くていいお部屋…。動きたくない。
ですが夕飯を食べるため、気合で外出。付近に飲食店もあるようですが、周囲が暗くてよく分からないので、行きたかったお店まで足を延ばすことに。目の前にバス停があったので、バスを利用します。
最寄りのバス停を降り、10分ほど歩き、お店に到着。
ラオス料理のお店「Yulala」さんです。
遅い来訪だったので、お客が一回転したタイミングで運良くお店に入れました。確実に行きたい場合は予約したが良さそう。
こちらに来たかった理由は「スパイス使いの素晴らしい料理を食べたかった」から。その期待通り、見事なスパイス使いのお料理を味わいました。
特にこの「サーカイ(鶏肉の香草和え)」が好みすぎて、大盛にしたかった。(おつまみで大盛ってどうかと思いますが)香草の爽やかな香りと鶏の食感、うまみが合わさって最高!
あれこれ試したいけど、一人では限界が。とはいえもう一品!ということで追加で「ホタルイカとスナップエンドウのブアラパー風味」。こちらもあっという間に完食。
ワインをちびちび飲みつつ、モリモリ食べる私。カウンターだったので、自然とお店の方、常連さんと話が始まり、楽しいひとときになりました。
ちなみにラオス料理は、内陸地で海に面していないラオスと、同様に内陸にある滋賀県の日本酒とよくマッチするそう。気になる人はぜひラオス料理 × 滋賀の日本酒 を味わってほしいです!
お酒飲んでおしゃべりして、そこそこ食べた気でいましたが、今見るともっと食べればよかったと悔しくなってます。ぜひまた伺いたいです。
帰りもバスのつもりがタイミングを逃し、結局ホテルまで歩いて帰ることに。徒歩20分ほど歩いて、また足は棒だけど、お酒飲んでおいしい物食べた後だと気分が軽やかです。
明日はしっかり京都を堪能します。気になっているのはお寺での座禅体験ですが、行けるだろうか…。
参加は翌朝決めるとして、とにかく足の疲れをとってしっかり休んで体力回復です。(3日目に続く)