そもそも手でプリンを触る機会がない
小学生の時に家庭の事情で引っ越すことになり、引っ越し先の小学校に転校した。前の小学校を離れる際に、クラスの生徒全員から別れの手紙を貰い、今でも大切に保管している。
ある友達からの手紙の一文に、こんなことが書かれていた。
「プリン島のぼうけん」の小説面白かったです。
当時、ショートショートのつもりで自分が創作した短い物語を、友達によく語っていた。星新一さんの作品を初めて読んだ頃の話である。
全く内容を覚えておらず「島がプリンでできているので、どこを触ってもべたべたしている」という設定だけ覚えている。その設定だけで語り切るのは難しいと思うが、果たしてどんな結末をつけていたのだろうか。あの友達は本当に、面白かったと思って書いてくれたのだろうか。それしか私との思い出がなかったのだろうか。
改めて考えると、そんなにプリンってべたべたしてないと思う。
2021年まで、あと273日。
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。また明日お会いしましょう。
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