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2021年7月23日 08:33
岡山県備前市。赤褐色の美しい陶器、備前焼のふるさと。この町では年間約1割の備前焼が廃棄されています。この土地でしか取れない良質な土を使い、釉薬は使わず、登り窯で2週間かけて焼きしめる。長い歴史のなかで先人たちに守りぬかれ、ほとんど製法を変えることなく続いてきたこの焼き物は、土や窯の扱いが難しく、作品の完成までには高い技術と経験値が求められます。それゆえに廃棄品も多く出てしまう。しかしこれは
2021年7月7日 15:34
備前の地で循環するモノづくりを目指して。1000年守り抜いた技法で新しい景色を生み出す。備前焼作家・伊勢崎創さんの話初めて陶器のお茶碗を買ってもらったときの誇らしさを覚えている。手が滑ってそのお茶碗を割ってしまったときのことも。でも、割れたお茶碗の行き先は知らない。「陶器ごみ」家庭から出るもの、制作過程に出るもの、流通事情で廃棄されるもの……それら日本における陶器ごみのリサイクル